- Youtubeが話題だからYoutubeをやってみたい
- Youtubeを始めたけどチャンネル登録者数が伸びない
- Youtubeのチャンネル登録者数を伸ばしたい
そんな悩みを抱えている方に向けて、今回の記事では「個人がゼロからYoutubeを攻略する方法」を解説します。
ゼロからすべてを解説するので、Youtubeを始めたばかりの方はぜひ読んでください。
この記事の結論を知りたい方はこちらをクリックしてください。
目次
- 1 はじめに:失敗しない!「Youtube投稿」攻略の教科書
- 2 Youtubeは甘くない?
- 3 そもそもYoutubeを始める必要はありますか?
- 4 怠け者の自分を認めて、好きなことだけをやり続けよう
- 5 Youtubeで成功するためには「好きなこと」から始めなければならない
- 6 「好きなこと」と「大多数の世の中が求めること」を掛け合わせる
- 7 どうしてもニッチな分野で勝負をしたいなら、英語でしてください。
- 8 Youtubeで成功したいなら「凄いチャンネル」を徹底的に真似しよう
- 9 知っておいて損はない「80対20の法則」
- 10 動画には「見られる動画」と「見られない動画」の二種類しかない
- 11 「同じことを主張する」コンテンツを作り続ける勇気を持とう
- 12 Youtubeではなく、Tiktokでの知名度をまず集める
- 13 この記事のまとめ:失敗しない!Youtube攻略の方法
はじめに:失敗しない!「Youtube投稿」攻略の教科書
この記事では「個人でYoutubeを始めて、チャンネル登録者数を伸ばしたい」と思っている方に向けて書かれた記事ですが、マーケティングやYoutubeでとるべき戦略をすべて網羅しています。
そのため、企業やその他、マーケティングに興味がある人が読んでも学べる部分は多いと思います。
“失敗しない!「Youtube投稿」攻略の方法“という内容ですので、Youtubeに失敗したくない方だけ見てください。
では始めていきます。
Youtubeは甘くない?
まず皆さんにお伝えしたいことは「Youtubeは甘くない」ということです。
私は今まで個人で212本の動画をYoutubeに投稿しています(そのうち約100本は公開停止)。
そのためYoutube で失敗する方法も、成功する方法もある程度は分かってきました。
私個人の経験から言うと、「Youtube は思ったよりも難しいので、気軽に始めない方がいい」と言わざるを得ません。
(が、この記事を全部読めば失敗することはまずなくなります。)
YoutubeはTwitterやInstagramなどの他のSNSと比較しても、かなり難しい部類に入ります。
そして最近は「Youtube以外のSNSで影響力をつけてから、Youtubeに参入する」ことが王道になりつつあります。
逆に言えば、「他のSNSで影響力を持っていない状態で、Youtubeをいきなり初めても失敗する確率が高い」ということです。
Youtubeの動画投稿は思ったよりも重労働です。
- 動画を撮る
- 動画を編集する
- 動画を投稿する
- 動画を拡散する
という4つの段階を、一つの動画を投稿するたびに取らなければなりません。
実際、この重労働にYoutubeを始めた人の90%以上は挫折すると言われています。
さらに言えば、Youtubeでほとんど再生されない動画は全体の99%以上です(私の記憶が確かなのであれば)。
そのため、後で詳しく解説しますが、
- Twitterでフォロワーを集めてからYoutubeを始める
- Instagramでフォロワーを集めてからYoutubeを始める
- TikTokでフォロワーを集めてからYoutubeを始める
- ブログで知名度を集めてからYoutubeを始める
などの戦略をとらなければ、Youtubeでチャンネル登録者数を増やすことは至難の業になってきます。
そもそもYoutubeを始める必要はありますか?
この記事を読んでいる方の90%は「Youtubeを始めたい」と思っている方だと思いますが、あえて聞かせてください。
「そもそもYoutubeを始めようと思ったきっかけは何ですか?」
きっと答えは以下のどれかになるはずです。
- Youtubeを使えば儲かると聞いたから
- 最近話題になっているから
そしてこのどちらかを答えた人は、そもそもYoutubeをやるべきではないです。
その理由は「Youtubeである必要がないから」です。
なんだか禅問答みたいですが、Youtubeという参入障壁が低くてレッドオーシャン(苛烈な競争がある場所)に、わざわざ飛び込んでいく必要はありません。
話すのが好きならVoicyでいいし、動画投稿が好きならYoutubeよりも希望のあるTikTokをすればいいんです。
文章を書くのが好きならブログを書けばいいんです。
それに何より「自分の好きなこと」を無視して、「儲かると聞いたから」「話題だと聞いたから」という理由でYoutubeを始めると、100%挫折します。
その理由は、人は基本的に怠け者であり、自分の好きなことしか続けられないようになっているからです。
怠け者の自分を認めて、好きなことだけをやり続けよう
人は基本的に怠け者です。
「今日は家に帰ったら本を読もう!」とどれだけ意気込んだところで、家に帰ると「やっぱり疲れたー、今日はお酒飲んで寝ようー」になるのがオチです。
どれだけ決心しようと、どれだけ自分を変えようと思っても、簡単には変われない生き物がヒトなのです。
- ダラダラしたい
- ラクしたい
- このままずっと寝ておきたい
そう思うのが普通のヒトなのです。ナマケモノのように怠けてボーっとしているのが本来のヒトなのです。
ですがそんな怠け者の人も、好きなことをしている時は違います。
好きなことをしている時だけは、ナマケモノから卒業できているのです。
例えば、ラーメンを食べることが好きな人はラーメンがどれほど体に悪いと分かっていても、ラーメンを食べることを辞められません。
読書が好きな人は「次はどんな本を読もうかな~」ということばかり考えています。
寝ることが好きな人はきっと一日中理想のまくらと布団のことを考えているでしょうし、マンガが好きな人は一日中話題のマンガを読み続けることができるはずです。
ファッションが好きな人は一日中デパートの洋服屋さんを巡ることができるはずです。
そうです。
「人は好きなことであれば、どれだけやっても満たされない」のです。
そしてそんな「どれだけやっても満たされることがないような好きなこと」をすべきなのです。
好きなことでないと絶対に続かないので。
Youtubeに動画投稿することにこだわらずに、「自分が好きなこと」を中心に活動すべきなのです。
この記事を読んで「Youtubeに動画投稿するんだ!」という人も、まずは自分が本当に好きなことを一度把握して、その上で「Youtubeをすべきかどうか?」を判断するようにしてください。
Youtubeで成功するためには「好きなこと」から始めなければならない
さて、ここまで
- 別にYoutubeしなくてもいいんじゃないの?
- 好きなことをした方がいいよ
- まずは好きなことを探した方がいいよ
ということを話してきましたが、この三つを話したことにはちゃんとした理由があります。
それは「好きなことが分かっていないと、Youtubeで成功できないから」です。
Youtubeでは「好きなことで生きていく」というキャッチフレーズが一時期話題になりました。試しに以下の動画を見てみてください。
「好きなことで、生きていく」のYoutube動画プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLQntWbrycbJc1ojIZ8IkKTAZGmHcasZgO
確かに好きなことで生きていけるのであれば素晴らしいですし、この動画に登場する人たちは全員、現在もYoutubeで活躍を続けています。
ですが、一度よく考えてみてください。
先ほど述べたような、
- Youtubeを使えば儲かると聞いたから
- 最近話題になっているから
という理由で始めた人で、Youtubeで成功している人はいますか?
このプレイリストにそんな動機で始めた人は載っていますか?
今現在エンタメ系Youtuberとして活躍しているはじめしゃちょーも、スライム風呂をしたことがきっかけに爆発的にチャンネル登録者数を伸ばしました。
ビジネス系Youtuberとして一線を画しているホリエモンも、一人でズバズバと心地よさそうに話す動画を撮り始めてから、爆発的にチャンネル登録者数が伸びています。
- 楽しいことをする
- 心地がよいことをする
- 自分が面白いことをする
そんな動画を投稿してくれている人の動画こそ、見ていて面白いですよね。
そうです。
Youtubeを伸ばすための前提条件には、確実に「好きなことをする」という要素があるのです。
「好きなこと」と「大多数の世の中が求めること」を掛け合わせる
- 好きなことをする
これがYoutubeで成功するための大前提になっていることは理解できたと思います。
しかしその一方で、「好きなことをしている人でも、チャンネルが伸びていない人が沢山いる」こともまた事実です。
- 好きなことをしてチャンネルが伸びている人
- 好きなことをしているのにチャンネルが伸びていない人
この違いは何なのでしょうか?
実は答えは簡単です。
この両者の違いは、「好きなこと」と「大多数の世の中が求めること」が合わさっているかどうかの違いです。
『世の中で大事なのは製品のクオリティではなく、人が求める数だ!』
これは武井壮が「大人の学校」という番組で大学生に向けて授業をした時の画像です(この動画は絶対見た方がいいです)。
武井壮は高校時代から陸上競技の10種目で非常に良い成績をたたき出していました。
が、全くお金を稼ぐことができなかったそうです。
武井壮が「何でだろう?」と考えている時に、彼はあることに気が付きました。
「陸上競技をしている時は、国立競技場は絶対に満員にならないのに、芸能人や歌手が出ると国立競技場は簡単に満員になっている」
という事実に気が付いたのです。
そして彼は気が付いたわけです。
『世の中で大事なのは製品のクオリティではなく、人が求める数だ!』ということに。
そしてこの原則はYoutubeでも同じです(Youtubeだけでなく、どんなビジネスでも同じです)。
『世の中の多くの人が求めていることでしか、どれだけ努力しても結果はでない』のです。
そのため、Youtubeで成功しようと思えば、以下の画像のような考え方をする必要があります。
- 好きなこと
- 世の中の多数が追い求めるもの
この二つの重なり合う部分で勝負をするのです。
そしてその勝負がYoutubeを使うと効率的にできる場合にのみ、Youtubeを始める意味が生まれてくるのです。
どうしてもニッチな分野で勝負をしたいなら、英語でしてください。
ここまで
- 「好きなこと」と「世の中の多数が追い求めること」を掛け合わせるべきだ
という内容を話してきました。
が、「いや、それでも俺は自分が好きなことを貫いてやる!」と思う方がいらっしゃると思います。
特に男性に。
男性って、昔の私もそうでしたが「自分は今までの経験と俺のセンスでがっつり成功してやるぜ!」と思っている人が多いです。
が、あえて言います。
あなたはそこまで凄い才能を持っているわけではないし、そこまで能力が高くもありません(私も能力が高くないので安心してください)。
人は何かを始める時に、『自分のセンスや趣味だけで成功を勝ち取りたい欲求』に駆られることがあります。
が、それは大きな間違いです。
なぜなら、かつての私がそうだったからです。
私は今までブログ記事を400本以上書き、動画投稿を212本しています。
が、それは全て無駄な努力に終わりました(多少文章を書くのが上手くなったり、SEOやマーケティングやアフィリエイトブログの知識が入ったり、喋りが上手くなったりしただけです)。
その理由は単純で、先ほど紹介した『世の中で大事なのは製品のクオリティではなく、人が求める数だ!』という事実に気が付けなかったからです。
上の画像のような思考をすることができなかったからです。
『自分のセンスや趣味、盲目的な努力を信じて勉強することを怠った』ために、自分の時間を効果的に使うことができなかったのです。
人生において時間ほど貴重な資源はありません。
Youtubeでは(Youtube以外でも、人生の全てで)「好きなこと」と「世の中の多数が追い求めること」を掛け合わせるという思考は、あなたの時間を有効活用するために一番大事なことなのです。
それでも「自分の好きなことだけを貫きたい!」という方は、ぜひ日本語ではなく英語でYoutubeをしてみてください。
ヒカキンがデビュー当時にビートボックスを英語で発信していたのと同じです。
Super Mario Beatbox
https://www.youtube.com/watch?v=LE-JN7_rxtE
ニッチ(市場規模が小さい分野)で勝負するには日本は小さすぎます。
せめて英語で、できれば中国語で(中国語の場合はYoutubeではなく別の動画サイトになります)発信するようにしてください。
勝算は低いですが、それでも努力が報われる確率は高くなります。
Youtubeで成功したいなら「凄いチャンネル」を徹底的に真似しよう
ここまで「好きなことと世の中が求めることを掛け合わせないとダメだ!」という話をしてきましたが、ここからは少し別の視点でYoutubeを攻略する方法を紹介していきます。
Youtubeで成功するためのもう一つのコツ。
それは「凄いチャンネルを徹底的に真似すること」です。
自分の好きなことと似たようなことをしているチャンネルで、チャンネル登録者数が5万人以上いるチャンネルを徹底的に真似してください。
- 真似るなんてそんな…
と思われるかもしれませんが、Youtubeやネットの世界は真似ることに関して寛容です。
Youtubeでも「スライム風呂」の動画は沢山上がっていますし、「(一人暮らし女子の)ルーティン系」の動画は沢山上がっています。
さらに言えば、「凄いチャンネルの中でも上位2割の動画を真似する」ことが大事です。
知っておいて損はない「80対20の法則」
この世界にはいまだに未解明ながらも、確実に存在している法則があります。
それが「80対20の法則」です。
パレートの法則とも呼ばれる法則で、
- 上位2割の働きアリがアリの巣全体の8割の成果を作っている
- 組織の成果の8割は2割の人員によってもたらされている
という法則です。
この法則はYoutubeでも同じだと考えてください。
- チャンネルの人気の8割を成り立たせているのは、全体の2割の動画である
ということです。
そして凄いチャンネルを真似する時は、「上位2割に入っていそうな動画を真似し続ける」ことが大事なのです。
動画には「見られる動画」と「見られない動画」の二種類しかない
現在のYoutubeには数多くの動画が散在しています。
散在しすぎて何を見れば良いか分からないほど沢山あります。
様々な動画がありますが、大きな視点で見ると、結局動画には「見られる動画」と「見られない動画」の二種類しかないわけです。
そしてYoutubeで成功するためには「見れられる(確率が高い)動画」を作り続ける必要があります。
そしてその「見られる動画」を作るには、既存の他のチャンネルで人気になっている動画(人気の2割の動画)を真似るだけでいいのです。
つまり、
- 人気チャンネルの2割を自分のチャンネルに並べる
という発想をすればいいのです。
ビジネスとは確率をできるだけ高めるゲームであり、Youtubeでもそれは同じです。
わざわざ自分でオリジナルの動画を作る必要なんて全くなく、上手くいっていて再生数が伸びている動画だけを真似すればいいのです。
(かといって完全コピーはダメですが。)
Youtubeの場合は
- タグ付け
- タイトル
- サムネ
- 動画編集
- 動画説明
などを徹底的に真似ることをしてみてください。
この理論はちゃんと理解して欲しいので、少し具体例を。
例えばあなたが「中華料理店」を開店することにするとします。
そこで東京都の中華料理の激戦区である赤坂に中華料理店のリサーチに行くことにしました。
そこでどんなお店からリサーチしていきますか?
- 1位から順に、人気店からリサーチする
- 100位と150位をリサーチする
少し極端な例ですが、どんな人でも「人気No.1のお店からリサーチする」はずです。
わざわざ100位のお店からリサーチする人はいないはずです。
それと同じ思考をYoutubeでもすればいいのです。
自分が取り組もうとしているジャンルの中で、凄いチャンネルを徹底的に分析して、できるだけ真似ればいいのです。
「同じことを主張する」コンテンツを作り続ける勇気を持とう
また、「同じことを主張する」コンテンツを作り続ける勇気を持つことも大事です。
この記事では紹介できないのですが、どんな人気Youtuberでも「同じこと」を繰り返しています。
動画の内容なんて過去に自分が投稿した動画の焼き直しで良いですし、自分の主張をコロコロと変えて動画を作成する必要はないのです。
(同じことを主張し続ける、という発想はネットマーケティングや個人や法人の活動の根幹をなす発想ですので、よく覚えておいてください。)。
これだけでは理解できないので、「チャンネルをお店」だと考えてみましょう。
Youtubeチャンネルとはバーチャル上に存在するお店であり、あなたのお店が提供するのは「動画」というコンテンツです。
この「チャンネルという名前のお店」はネットの世界には数えきれないほどありますが、以下の二つに分類できます。
- 同じコンテンツだけを扱う専門店
- 真面目系からエンタメ系まで何でもある何でも屋
つまり「専門店」と「何でも屋」の二つがあるわけです。
そして星の数ほどあるネットのチャンネルの中で、自分のチャンネルを伸ばそうと思えば、「専門店」か「何でも屋」のどちらを目指すべきでしょうか?
正解は決まっています。
明らかに「専門店」の方です。
「何でも屋」になっても良いのですが、それこそコンビニやAmazonなどのように膨大な数の商品(動画)を扱わなくてはなりません。
ですので、個人がYoutubeで勝負しようと思えば「専門店」を目指すしかないのです。
そのため、
- 一貫性のあるコンテンツ(動画)を量産して、専門店を目指す
という戦略をとることが、個人がYoutubeを攻略する際には必須の考え方になります。
Youtubeではなく、Tiktokでの知名度をまず集める
さて、ここまで「専門店」だとか「80対20の法則」だとか沢山のことを話してきましたが、「TikTokからYoutubeに移行する」という手法を紹介してこの記事を締めくくろうと思います。
この記事の冒頭に述べましたが、Youtubeは難しいです。
その理由は、Youtubeは投稿された動画を拡散するような手法を用意していないからです。
そのためYoutubeで動画を再生してもらおうと思えば、Twitterやブログなどの他の媒体からYoutubeに誘導する発想が必要になります。
ですがTikTokは違います。
TikTokは新規投稿の動画が順番にタイムラインに投稿されるようになっています。
そのためTikTokはTwitterやブログから誘導するという発想をすることなく、運が良ければバズらせることができます。
(TikTokからYoutubeに移行することも簡単ですし。)
TikTokをする際も、
- 上手くいっている人の真似を徹底的にする
ことを意識してください。
この記事のまとめ:失敗しない!Youtube攻略の方法
ここまで大量の文字数を書いてきたので、最後にまとめます。
Youtubeを攻略するための発想は…
- そもそもYoutubeをやる必要があるのか?を考える
- 「好きなこと」を中心に動画内容を考える
- 「好きなこと」と「世の中の多数が求めること」を掛け合わせる
- 凄いチャンネルを徹底的に真似する
- 同じことを主張するコンテンツ(動画)を作り続ける
これがこの記事のポイントです。
ではでは、しゅゆでした。
またお会いしましょう。