メンタルヘルス 働き方・生き方

【目標達成】なぜいつも目標が達成できないのか?~レジスタンスって何?~

2018年12月18日

こんにちは、本名です。

今回は、「レジスタンス」という概念について説明していきます。

 

突然ですが、皆さんは以下のような体験をしたことがありませんか?

ー「何もできない…」という体験ー

・何かを始めようと意気込むばかりで、自分一人で本当に何かを成し遂げたことなどない。

・ダイエットや運動を継続して行うことができない。

・すべきことをいつも先延ばししてしまって、期限ぎりぎりに慌てて行動することが多い。

このような、「何も始めることができない…」という体験は誰しもがしたことがあるはずです。

 

私も口先だけになってしまうことがよくありますし、

ダイエットや運動習慣を継続しようと思ってもなかなかできない、という現状が続いています。

 

本を書くぞ!と意気込んだのにも拘わらず、結局何も書けない日が続いたり、

起業するぞ!と言ったのにも関わらず、なかなか起業することができない日々が続いたときもありました。

 

そして、このような

・先延ばし

・口先だけ

・何も続けることができない

というマイナスな行動は、すべてこれから説明する「レジスタンス」というものによって生み出されているのです。

 

レジスタンスについて理解することさえできれば、先延ばしや口先だけ、という状態から抜け出すことができるようになるので、ぜひしっかりとこの記事を読んでくださいね。

 

レジスタンスとは?

レジスタンスを英語に直すと、「Resistance:抵抗性」という訳になります。

そしてこのレジスタンスという言葉は以下のような意味を持っています。

 

ーレジスタンスー

レジスタンスは何か物事を始めようとするときに障害となるすべての気持ちや要素のこと。長期にわたって困難を伴うような活動を考えたときに、生じる破壊的な感情。怠慢。自己欺瞞。スランプ。自己破壊。など

このような「何か物事を始めるときに邪魔になるもの」という意味でレジスタンスという言葉を用いたのは、スティーブン・プレスフィールドという小説家です。

 

スティーブン・プレスフィールドは著書「やり遂げる力」の中でレジスタンスを以下のように説明しています。

 

ーレジスタンスの定義ー

実際に生きている自分と、自分の中に内在する自分の間に存在する壁こそが、レジスタンスである。

つまりレジスタンスは、「実際に生きている自分は怠惰で言い訳ばかりしているのにも関わらず、心の中の自分は言い訳などしないで常に行動することを求めている」という矛盾した状況を生む原因となるものなのです。

 

レジスタンスの影響を受けやすいものは?

レジスタンスとは、「何か物事を始めるときに邪魔になるもの」です。

とりわけレジスタンスの影響を受けやすいものとして、以下のようなものが挙げられます。

 

ーレジスタンスの影響を受けやすいものー

1.文章を書く、絵を描く、作曲する、映画を撮る、踊る…。創造性を必要とするあらゆる芸術的な活動や行動。他人にとって取るに足らないものであろうと、どんな形式であろうと関係ない。

2.利益目的かどうかに関係なく、あらゆる種類の起業家精神、あるいはベンチャー企業を起こそうという気持ち。

3.すべてのダイエットや健康法。

4.精神的価値に気づくための、ありとあらゆる種類の講座。

5.引き締まった腹筋をつくるために、ありとあらゆる種類の運動。

6.中毒症状や有害な習慣を断ち切ることを目的とする講座やプログラム。

7.ありとあらゆる種類の教育。

8.ありとあらゆる政治的、道徳的、人道的行動を起こす勇気。私たち自身に内在する、無価値な思考や行いを正そうとする決心も含む。

9.他者を助ける目的で始めるすべての事業。

10.強い決心が必要となるすべての活動。結婚する、子供を作る、ぎくしゃくしてしまった人間関係を修復するなど。

11.逆境と戦いながら、毅然とした態度をとり続けること。

 

このように、世の中に存在する忍耐力や精神力、我慢強い力が必要とされている物事に対して働く力こそが、レジスタンスなのです。

レジスタンスがあるからこそ、人は何かを成し遂げることが出来ないのです。

 

では、レジスタンスとは具体的にどのようなものなのでしょうか?

それを理解するために、以下にレジスタンスの特徴をみていきましょう。

 

レジスタンスの特徴

レジスタンスは、人間の心の内面から湧き上がってくる負の側面です。

その証拠に、レジスタンスが最も表れるような態度に、以下のようなものが挙げられます。

ーレジスタンスの特徴ー

1.グズグズとした態度(先延ばしなど)

2.食欲やセックスへの、自己破壊的な衝動(やけ食いや望まないセックス)

3.自己憐憫(自分を哀れむこと)

4.トラブルをそのまま放置しておく

5.他者への批判

6.言いようのない喪失感や哀しみ

7.何か行動をすることへの恐れ

 

レジスタンスに捕らわれるとどんな気持ちになるか?

ではこのレジスタンスに捕らわれてしまうと、一体どんな気持ちになるのでしょうか?

スティーブン・プレスフィールドは著書の中で以下のように述べています。

 

ーレジスタンスによってもたらされるものー

まず、拭うことができない不幸な感覚にとらわれる。地獄にいるような気分。すべてがみじめさで満たされる。楽しいと感じることがなくなり、落ち着きがなくなる。何をしても満足感を得ることができない。罪の意識はあるが、何に対するものなのかは分からない。ベッドに戻りたくなる。仕事をほおり出して遊びたくなる。愛を感じられず、愛に値しない人間なのではないかと思い込む。何事にも嫌気がさし、生きること、そして自分自身という存在に辟易する。

軽減されないまま、レジスタンスは耐えられないまでに増幅する。クスリ、不倫、ネットサーフィン。不徳な行いが抑えられなくなるには、このころだ。

さらに進むと、はっきりとした症状が出てくる。うつ、見境のない攻撃性。そして機能障害。その後に続くのは犯罪行為と自傷行為だ。

人生そのものではないか、と言われることは分かっている。しかし、決してそうではない。すべてはレジスタンスがもたらすものなのだ。

このように、レジスタンスに捕らわれてしまうと、行動ができなくなり、自己破壊的な行動をとるようになり、言いようのない深い悲しみにとらわれることになってしまいます。

不倫、うつ、薬、ネットサーフィンなど、人間の生産性を下げているものこそが、レジスタンスという自分の内面に存在する壁なのです。

 

レジスタンスに対処する方法は?

レジスタンスに対処する方法は、とにかく行動することです。

 

レジスタンスに対処する方法は、

ーレジスタンスに対処する方法ー

1.自分がレジスタンスに弱いことを自覚する

2.レジスタンスに屈する前に行動する

の2つの手段しかありません。

 

このレジスタンスに対処する方法については、

別の記事で詳しく述べているのでぜひ読んでみてください。↓

>>「とりあえず」行動してみる発想。とにかく手を出してみよう。

 

ではでは。

レジスタンスを理解して、自分を律することができるような人材を目指しましょう!

本名真言(ほんみょう・まこと)でした。

 

参考文献

スティーブン・プレスフィールド「やりとげる力」

-メンタルヘルス, 働き方・生き方

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