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「仮説検証の方法~PDCAサイクル~」という記事をかきましたが、
実はこの記事で紹介したPDCAサイクルはもう古いです。
申し訳ありません(-_-;)
今回はPDCAサイクルを改善したPDRサイクルというものを紹介します
PDRサイクルを使えば、より簡単に仮説検証を行うことができるのでぜひ試してみてください。
仮説検証とは、「これが正しいだろう」と立てた仮説が正しいかどうかを判断することです。
受験勉強やビジネスの分野で仮説検証を行うと、より効率的な作業ができることが証明されています。
>>詳しくはこの記事を参考にしてみてください。
目次
PDRサイクルとは?
PDRサイクルとは、ハーバードビジネススクールのリンダ・ヒル(1)という人が考え出した方法で、
P=Prep(Preparation):準備
D=Do:行動
R=Review:評価
という流れで仮説検証を行う方法です。
PDRサイクルは何が凄いのか?
PDRサイクルを用いると、PDCAサイクルよりも早く、簡単に、仮説検証を行うことができます。
従来のPDCAサイクルは「はっきり言って使いにくい」という問題点がありました。
「Plan→Do→Check→Action」という4つのステップを踏まなければならないため、
1サイクルに時間がかかりますし、柔軟性が乏しいため、実際に使うことが難しかったのです。
しかし、PDRサイクルは違います。
準備→行動→評価というたった三つの行動をすればよく、簡単に使うことができるのです。
PDRサイクルを実行するときの注意点
PDRサイクルを使うときの注意点は「Doの最中にReviewをしないこと」です。
当たり前だと思うかもしれませんが、この基本が非常に重要です。
PDRサイクルの「R=評価」は「Do=行動」を評価するために行うのではありません。
「R=評価」は「P=準備」を評価するために行うものなのです。
PDRサイクルの本質
PDRサイクルの本質は、
準備を評価して、準備段階でどこが間違っていたのかを把握することによって、最高の行動を行う。
です。必ず行動の最中に評価するのではなく、行動の前の準備を評価するようにしてください。
PDRサイクルを実行するための質問
ここまでPDRサイクルを紹介してきましたが、実際に使うイメージが湧かない人もいると思います。
そこでPDRサイクルを活用するための質問を集めた記事を作成したので、紹介しておきます。
PDRサイクルの各段階ごとにすべき質問事項をまとめた記事なので、ぜひ読んでみてくださいね。
PDRサイクルのまとめ
・PDRサイクルは「P=準備」「D=行動」「R=評価」の3段階で仮説検証を行う方法
・PDRサイクルの本質は「P=準備」を評価すること。
・PDRサイクルの各段階ですべき質問はこちら
がまとめになります。
ではでは、しゅゆでした。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てることを祈っています。
参考文献
(1)Better Time Management Is Not the Answer