こんにちは、本名です。
今回は「カフェイン・リセット」について話していきます。
カフェイン・リセットとは?
どのような人がカフェイン・リセットをすべきなのか?
などについて詳しく話していきます。
という人はぜひこの記事を読んでカフェイン・リセットを試してみてください。
カフェインで逆に疲れてしまう理由とは?
カフェイン・リセットについて説明する前に、
カフェインで脳が逆に疲れてしまう、という現象について説明しておきます。
カフェインは適量ならば私たちの脳と体を元気にしてくれます。
その際の主な仕組みは以下の通りです。
1.カフェインが脳に達して、疲労物質(アデノシン)などの働きをブロックする
2.疲労物質がブロックされたおかげで、脳が元気になる
しかしカフェインを使い続けていると、
だんだんとこの疲労物質をブロックする効果が薄れてしまうのです。
そして最終的には脳の疲労物質をブロックできなくなるばかりか、
カフェインを摂取したばかりに脳の疲労物質が増えてしまうことになるのです。
このようなカフェインが効かなくなってきた状態に登場するものが、カフェイン・リセットです。
カフェイン・リセットとは?
カフェイン・リセットとはその名の通り、
コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインを含む食品を避けて、
水、麦茶、ハーブティーなどのカフェインが全く入っていない飲み物だけを飲むようにすることです。
カフェインを摂取することを一定期間完全にやめることで、
カフェインの疲労物質をブロックする効果が復活するのです。
そしてカフェインの効果を完全に復活させるためには、
7~12日の間カフェイン・リセットを行う必要があるそうです。
ただ、実際にやってみると最初のころはカフェインへの禁断症状が出ることがあります。
1日中疲労感が抜けなかったり、1日中眠気に襲われたりすることがあるのです。
しかし、そんな時にカフェインを摂取してしまっては全てが水の泡になってしまいます。
グッと我慢して、カフェインを7~12日完全に断つようにしましょう。
カフェイン・リセットが効かない人がいる?
さて、ここまでカフェイン・リセットの方法を説明してきましたが、
実はカフェイン・リセットが効く人と聞かない人がいます。
その理由は「個人によってカフェインへの感受性が異なるから」です。
カフェインへの感受性は以下の3つに区分されています。
・高カフェイン感受性:1日100㎎以下のカフェイン(コーヒー1杯程度)でもカフェインの影響を強く受け、不眠や動悸を感じる。
・中カフェイン感受性:1日200~400㎎のカフェイン(コーヒー2,3杯程度)までならカフェインの影響を強く受けない。大多数の人はこの「中カフェイン感受性」に含まれる。
・低カフェイン感受性:1日に500㎎以上のカフェインを摂取しても、何も影響を受けない。寝る直前にコーヒーを飲んだとしてもぐっすりと眠れる。約10%の人はこの「低カフェイン感受性」
そして、カフェイン・リセットの効果がある人は
「高カフェイン感受性」と「中カフェイン感受性」の人だといわれています。
「低カフェイン感受性」の人はカフェイン・リセットから良い効果を得ることができないのです。
自分が少しカフェインに弱い場合は、ぜひ7~12日の間カフェイン・リセットを試してみてください。
きっと素晴らしい気分になれるはずです。
ではでは。
本名真言(ほんみょう・まこと)でした
参考文献