こんにちは、しゅゆです。
今回は後悔しない決断と行動をするためのコツを紹介していきます。
皆さんは自身が良い決断をすることができていると思っていますか?
「予定外の行動をついついしてしまう」など、なかなか自分の行動のコントロールが難しいと感じる人が多いと思います。
私もついつい余計なものまで買ってしまったり、予定外の食事をしてしまったりします。
予定外の決断と行動をしてしまって、後から後悔することはよくあることです。
今回は後から後悔しない良い行動と決断をするためにどうすれば良いのかを解説していきます。
私たちの決断や行動は感情によって支配されていることをまず理解してください。
1.決断は感情によって支配されている
私たちの決断は基本的に感情に支配されています。
イライラしている時、怒っている時、不安な時、悲しい時、楽しい時で私たちは決断を変えてしまうのです。
楽しい時にスーパーに行くとついつい余計なものを買ってしまったり、
怒っている時に攻撃的な言動をしてしまったり、
不安な時に決断と行動が出来なくなってしまったり、
人は感情に大きく支配されている生き物なのです。
実際に人が感情に大きく支配されていることを示す「プロジェクションバイアス」というものがあります。
「プロジェクションバイアス」とは行動経済学の概念で、
簡単に説明すると「人は現在の感情に基づいて、自身の未来の姿を想像する」というものです。
具体例を挙げてみましょう。
例えばあなたがお腹がすいている時に買い物に行ったとします。
お腹がすいている時のあなたは空腹感によって「沢山食べている未来の自分」を想像します。
その結果として食べきることのできない良の食べ物を買ってしまうのです。
お腹がすいている時に「自分はたくさん食べることができる」と思い、
食べ放題のお店に行くが、いざ食べ始めるとあまり食べることができない、
などはこのプロジェクションバイアスがかかっているのです。
空腹感から「未来の自分は沢山食べることができるだろう」と想像して、その想像に基づいた決断と行動をしてしまっているのです。
学生が受験に失敗してしまって「人生終わり」だと落ち込んでしまう、などもこのプロジェクションバイアスの影響です。
冷静に考えれば受験に失敗しても人生が終わることはないのですが、
受験に失敗したというショックから、「未来の自分も失敗続きだ」と想像してしまって人生終わりだと感じてしまうのです。
このように人は感情に大きく左右される生き物なので、まずは「自分は感情に支配されている」ということを認めてください。
2.感情を落ち着かせてリラックスする方法
人間が感情に支配されていることは分かってもらえたと思います。
ではどのようにすれば感情に支配されずに良い決断や行動をすることができるのでしょうか?
私のおすすめは「呼吸法を変えること」です。
呼吸法を変えて普段よりも深い呼吸をすることによって感情をできるだけ取り除くのです。
私たちが感情的になっている時は基本的に「呼吸が浅くなっている」ので、
その浅い呼吸を深い呼吸にするだけで感情的にならなくて済むのです。
実際に深呼吸などの深い呼吸をしてみると、怒ったり、楽しんだり、イライラしたりすることは難しいことが分かると思います。
具体的なおすすめの呼吸法としては「パワーブリージング」があります。
パワーブリージングとは、「息をすった時間の倍の時間で吐く」という簡単な呼吸法です。
「4秒息を吸ったらら8秒息を吐く」など意識的に吐く時間を長くするのです。
ジェイン・マクゴニガルという「スーパーベターになろう!」で有名な方がこの「パワーブリージング」の解説動画を上げていました。
短い動画なので参考にしてください。