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【マインドフルネス】の効果測定の方法『MAAS』を紹介!

2018年8月15日

皆さんは『マインドフルネス』という言葉をご存知ですか?

マインドフルネスとは、今この瞬間に起きている出来事や経験、自分の感情に気づいていることを示す言葉です。

(マインドフルネスについて詳しくはこちらをご覧ください)

 

今回はマインドフルネスの効果を測定するためのテストである『MASS』というものを紹介します。

「MAAS」は科学的に正しいマインドフルネスの評価方法なので、皆さんもぜひ使ってみてください。

 

マインドフルネスの効果測定『MAAS』とは?

「MAAS」とは「Mindful Attention Awareness Scale」の略で、マインドフルネスの度合いを測定する評価基準です。

2003年にバージニア・コモンウェルス大学のカーク・ブラウが開発した評価基準で、様々な研究でその妥当性が示されています。

 

「MAAS」は15個の質問で構成されており、それぞれの質問に1~6点で採点します。

そしてすべての質問の採点がおわったら、全てを足して平均値をとってください。

その平均値で自分がマインドフルネスであるかどうかを判断するのです。

 

マインドフルネスの効果測定のための質問

以下が15個の質問事項です。1点=「いつもそうである」~6点=「ほとんどない」で採点を行ってください。

1.その時の感情にあとから気づくことがある

2.不注意や考え事が原因で物を壊したりこぼしたりする

3.今起きていることに集中しすることが難しいと感じる

4.歩いて目的地に向かう際、道中の体験に注意を払わずにさっさと向かう(過程を重視せずに、目標達成のために焦りがちである)

5.身体的な緊張や不快感が明確になるまで、なかなかそれに気づかないことがある

6.初めて聞く人の名前を忘れがちである

7.自分のしていることをあまり意識しないまま、自動的に何かをしているような気がする

8.十分な注意を払わずに、急いで行動してしまう

9.達成したい目標のことばかりを意識してしまい、今していることに意識が向かなくなることがある

10.自分のしていることを意識しないままに、機械的に仕事や課題を行っている気がする

11.人の話を聞きながら、気づいたら何か他のことをしていることがある

12.無意識のうちにどこかに向かっていて、後から考えるとどうやってそこにたどり着いたかが思い出せないときがある

13.気がつくと将来や過去のことで頭がいっぱいになっている

14.気がつくと注意を払わずに物事に取り組んでいることがある

15.無意識のうちに間食をしていることがある

 

マインドフルネスの効果測定の目安

このテストの平均値の目安は以下の通りです。

3.84ポイント前後=平均的なマインドフルネス度

3.95ポイント前後=平均よりも上のマインドフルネス度

4.38ポイント前後=平均よりもかなり上のマインドフルネス度

瞑想の上級者は4.38ポイント前後になるそうです。

 

マインドフルネスの効果を測定する意味ってなに?

さて、ここまでマインドフルネスの度合いを測定するためのテストを見てきました。

このテストを受ける意味は二つあると思います。

 

1.客観的に自分の行動を振り返る

マインドフルネスになるためには、瞑想を行うことが一般的です。

(瞑想の実際のやり方はこちらをご覧ください。)

 

しかし、いざマインドフルネスの状態になろうと思っても、

自分が本当にマインドフルネスの状態になっているのかどうかは、なかなか判断しずらいものです。

 

そんなときにこのテストが役に立ちます。自分の点数を見て、

・毎日の瞑想のやり方や時間は適切だろうか?

・瞑想以外でマインドフルネスを意識しているだろうか?

などの振り返りを、ぜひしてみてください。

 

2.マインドフルネスの本質を理解する

この「MAAS」の質問を裏返して解釈してみると、マインドフルネスには

・今の状況に集中できる

・今の感情を自覚している

・常に自覚的に行動している

など、私たちが普段気を付けているような平凡な要素が重要であることがわかります。

 

つまり、マインドフルネスとは意識的になるようなものではなく、リラックスや平穏の言い換えでもなく、

ごく普通のありふれた日常の意識のあり方であることを理解できるのです。

 

マインドフルネスの効果測定のまとめ

・マインドンフルネスの度合いは『MASS』というテストで簡単に把握できる(詳しくはこちら

・マインドフルネスの度合いを測定する意味は二つある(詳しくはこちら

・マインドフルネスは「日常の意識のあり方」と同じ(詳しくはこちら

これが今回の記事のまとめです

ぜひ皆さんも自分のマインドフルネスの度合いを測定してみてください。

 

ではでは、しゅゆでした。

この記事が少しでも多くの方の役に立てることを祈っています。

 

ほかのメンタルヘルスの記事はこちら!

 

補足1:マインドフルネスってなに?

マインドフルネスとは「自分の感情や身体状況を客観的に把握すること」です。

 

近年注目が集まっている考え方で、

マインドフルネスにはメンタル改善効果免疫力アップ効果があることが知られています。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください。

マインドフルネスとは?仏教との関係性は?意味を分かりやすく解説!

 

補足2:マインドフルネスの実践方法は?

マインドフルネスの実践方法には様々なものがありますが、私がオススメする方法は瞑想ライティングです。

詳しくは以下の記事に書いていますので、ご覧ください。

【マインドフルネス】瞑想の簡単な方法や効果を分かりやすく解説!

 

参考文献

日本語版Mindful Attention Awareness Scaleの開発および項目反応理論による検討

Mindful Attention Awareness Scale - Kirk Warren Brown, PhD

 

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