働き方・生き方

ピクサーから学ぶ世界で一番魅力的な物語の作り方

2018年12月25日

こんにちは、本名です。

今回は「ピクサーから学ぶ物語の作り方」と題して、成功する物語の作り方について考察していきます。

世界中の人々を魅了するピクサーの作品はどのようにして生み出されるのでしょうか?

 

ピクサーとは?

皆さんはピクサーをご存知でしょうか?

ピクサーとは、「ピクサー・アニメーション・スタジオ」の略で、現在世界で最も成功しているアニメーション会社の一つとされています。

 

1995年に『トイ・ストーリー』を作成した後、次々と名作を生み出しています。

『ファインディング・ニモ』

『Mr.インクレディブル』

『ウォーリー』

『カールじいさんの空飛ぶ家』

『レミーのおいしいレストラン』

『カーズ』

『モンスターズ・インク』

などなど、皆さんも一度は耳にしたことのある名作を次々と生み出しているのがピクサーです。

実際、ピクサーが手掛けた作品の多くが、アカデミー賞長編アニメ賞を受賞しています。

 

さらにすごいのは、ピクサーの興行収入です。

ピクサーの興行収入は2013年の時点で全世界で67憶ドル、

一作品の興行収入は約6億ドルという脅威の数字をたたき出しています。

 

また、スティーブ・ジョブズがピクサーに巨額の支援を行っていたことも有名な話ですよね。

 

ピクサーはそのアニメーションの凄さもさることながら、何よりも魅力的なのは作品のストーリーです。

そしてこの記事では、世界中の人々を魅了してやまないピクサーのストーリー作りの秘密に迫っていきます。

 

ピクサーのストーリー制作における22のルール

実は、かつてピクサーでストーリー制作を行っていた「エマ・カーツ」という人物が、自身のツイッターでストーリー制作のための22のルールを語っています。

魅力的なストーリー作りのためのルールを、ピクサーでストーリ制作を行った経験がある人が語っているのです。

 

気になりますよね!!!

 

というわけで、以下にその22のルールを記載しておきます。

ぜひ皆さんも、魅力的なストーリー制作のために役立ててみてください。

(かなりの意訳になると思いますが、ご了承ください。)

 

ストーリー制作の22のルール

1.作品の成功よりも、何よりもまずキャラクターを重視する。

( You admire a character for trying more than for their successes.)

 

2.書き手として面白いと感じるのではなく、聞き手が面白いと感じるようなものを追及する。

( You gotta keep in mind what’s interesting to you as an audience, not what’s fun to do as a writer. They can be v. different.)

 

3.テーマを追及することは重要だが、物語の全体像が把握できるのは全てを書き終えたときだ。そう、完成したら書き直すべきなのだ。

(Trying for theme is important, but you won’t see what the story is actually about til you’re at the end of it. Now rewrite.)

 

4.以下のようなストーリーの型にはまるようにする。

”昔々、______________。毎日、______________。ある日のこと、______________。そういうわけで_________。そんなわけで______。そして最後には、_______。”

(Once upon a time there was ___. Every day, ___. One day ___. Because of that, ___. Because of that, ___. Until finally ___.)

 

5.ストーリーは分かりやすく、明快にしろ。キャラを結び付けろ。遠回りなんかするな。例え何か大事なものを失うような気がしても構わない。そうしてやっと、自由に創作できるようになるのだから。

(Simplify. Focus. Combine characters. Hop over detours. You’ll feel like you’re losing valuable stuff but it sets you free.)

 

6.キャラクターは何が得意で、どんなことに幸せを感じる?理解したら、それらと正反対の試練をキャラクターに突き付けろ。さあ、彼らはどうやって対処する?

( What is your character good at, comfortable with? Throw the polar opposite at them. Challenge them. How do they deal?)

 

7.中盤を書き上げる前に、結末を考えておけ。物語を終わらせることは難しいからだ。さあ、終わりに向かって書き上げろ。

(Come up with your ending before you figure out your middle. Seriously. Endings are hard, get yours working up front.)

 

8.完璧じゃなくてもいいから、思うがままにとにかく物語を完結させろ。完璧にすることが理想かもしれないが、一つを書き終えたら次に移るんだ。そして前作を超えることを考えるんだ。

(Finish your story, let go even if it’s not perfect. In an ideal world you have both, but move on. Do better next time.)

 

9.物語を書くことに行き詰ったら、絶対に起こらないような展開を考えろ。そうすれば次の展開を書くためのアイデアが湧いてくる。

(When you’re stuck, make a list of what WOULDN’T happen next. Lots of times the material to get you unstuck will show up.)

 

10.自分が好きな展開に固執してはいけない。自分が好きな物語なんて、自分の一部になっているし、何度も同じ展開を真似することになるからだ。

(Pull apart the stories you like. What you like in them is a part of you; you’ve got to recognize it before you can use it.)

 

11.とにかく紙に書き出して、修正していこう。どんなに優れたアイデアでも、自分の頭の中にあるだけでは、誰とも共有できないからだ。

(Putting it on paper lets you start fixing it. If it stays in your head, a perfect idea, you’ll never share it with anyone.)

 

12.真っ先に思いついたことはアイデアから除外すべきだ。そして二つ目、三つ目、四つ目、五つ目のアイデアを考えて、自分自身を驚かせるようなアイデアを作り出そう。

(Discount the 1st thing that comes to mind. And the 2nd, 3rd, 4th, 5th – get the obvious out of the way. Surprise yourself.)

 

13.キャラクターには意思を持たせろ。受け身で従順なキャラクターは書きやすいかもしれないが、見る人にとっては毒だからだ。

(Give your characters opinions. Passive/malleable might seem likable to you as you write, but it’s poison to the audience.)

 

14.どうしてこの物語を書かないといけないんだ?物語を書くことを促す情熱は何だ?その情熱こそが、物語の核心になる。

(Why must you tell THIS story? What’s the belief burning within you that your story feeds off of? That’s the heart of it.)

 

15.もし自分が物語のキャラクターだったら、この状況だったら、何を思うのかを考えてみることだ。信じられないような事態に現実味をおびさせるものは、もっともらしい反応だからだ。

(If you were your character, in this situation, how would you feel? Honesty lends credibility to unbelievable situations.)

 

16.正念場はどこだ?キャラクターの虜になる理由を考えろ。不利な状況が積み重なって、キャラクターが困難を乗り越えることができなかったら、一体どうなる?

(What are the stakes? Give us reason to root for the character. What happens if they don’t succeed? Stack the odds against.)

 

17.どんな仕事も無駄にはならない。上手くいっていないとしても、とにかく書き続けろ。そうすれば、きっと後でその努力は報われる。

(No work is ever wasted. If it’s not working, let go and move on - it’ll come back around to be useful later.)

 

18.自分自身を知らなければならない。絶好調な時と、絶不調な時の違いを理解しておけ。物語は磨かれるようなものではなく、自分自身を試す場なのだから。

(You have to know yourself: the difference between doing your best & fussing. Story is testing, not refining.)

 

19.キャラクターが困難に巻き込まれるような偶然は素晴らしい考えだ。だが、困難から抜け出すことを可能にするような偶然は単なるズルだ。

(Coincidences to get characters into trouble are great; coincidences to get them out of it are cheating.)

 

20.嫌いな映画の物語から一部分を取り出して、自分好みに再構成する訓練をしろ。

(Exercise: take the building blocks of a movie you dislike. How d’you rearrange them into what you DO like?)

 

21.自分が書き上げた物語とキャラクターに、なり切らなければならない。格好よく書くだけではダメだ。何がそうさせるのかを想像しろ。

(You gotta identify with your situation/characters, can’t just write ‘cool’. What would make YOU act that way?)

 

22.物語のエッセンスは何だ?何がその物語を象徴している?もし既に知っているのであれば、それだけで物語を組み立てることができる。

(What’s the essence of your story? Most economical telling of it? If you know that, you can build out from there.)

 

まとめ

ここまで2のルールを和訳してきましたが、最も重要なのは4つ目のルールです。

 

つまり、

”昔々、______________。毎日、______________。ある日のこと、______________。そういうわけで_________。そんなわけで______。そして最後には、_______。”

というストーリーの型をきちんと持っておくのです。

そうするだけで、物語が明確に、分かりやすく、魅力的になるはずです。

 

小説や映画などで物語を書く以外に、面接や自己推薦書で自己アピールをするときにも、このストーリの型は役に立つと思うので、ぜひ皆さんしっかりと心に刻んでおいてくださいね!

 

ではでは。

本名真言(ほんみょう・まこと)でした。

 

ピクサーから学ぶ、魅力的なストーリ作成についてでした。

(意外と和訳が大変でした…)

 

参考文献

Pixar story rules (one version)

-働き方・生き方

Copyright© せかんど・らいふ , 2019 All Rights Reserved.