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【決断できない】正しい決断をもたらす4つのコツとは?~決定力!~

2019年1月28日

「決断できない…」そんな悩みを抱えている方は必ずいると思います。

その悩みの解決方法は簡単です。「決断するための正しい方法」を知っておくだけで良いのです。

決断できないのは、「決断するための正しい方法」を知らないからなのです。

 

今回の記事では、正しい決断をもたらす方法が描かれている本を皆さんに紹介します。


「決定力! ――正しく選択するための4つのステップ」です。

この本に書いてあることは以下の通りです。

・意思決定の4つのワナとは?

・決定力を身に着けるための「WARPプロセス」とは?

・ウーチングとは?

などなどです。

 

もし皆さんが今よりも良い判断をしたいと思っているのであれば、ぜひこの本を手に取ってみてください。

皆さんの今の思考が、さらに研ぎ澄まされること間違いなしです。

 

では、この記事が皆さんのお役に立てることを祈っています。

 

内容の抜粋

正しい意思決定を人々が行わないことは周知の事実である。

ならば、どうすれば正しい意思決定ができるのか?←その方法を今回は勉強する。

 

意思決定においては分析よりも、意思決定をする”プロセス”の方が圧倒的に6倍ほど重要である。
(自分にバイアスがかかっていることに気が付いても、自分の思考プロセスに存在するバイアスを矯正することができなければ、どうしようもない。)

 

第一章:意思決定の4つのワナ

意思決定の4つのワナ

1.視野の狭窄(意思決定を白か黒かだけで見てしまうこと。)

2.確証バイアス(ある状況について直感的に信念を抱いた後、その信念を裏付ける情報を探す。情報の取捨選択をゆがめてしまう。)

3.一時的な感情(難しい決断の直面すると、思考が堂々巡りして、感情が揺さぶられる。そんなときに必要なのは大局的な視点。)

4.自信過剰(自分が実際以上に未来予測に長けていると思ってしまう)

WRAPプロセス

Widen Your Options:選択肢を広げる

Reality-Test Your Answers:仮説の現実性を確かめる

Attain Distance Before Deciding:決断の前に距離を置く

Prepare To Be Wrong:誤りに備える

 

第2章:視野の狭窄を避ける

10代は選択肢の存在すら無視してしまう。(イエスかイエスの選択をする)

大学に進学する高校三年生が考えるべきなのは、「自分が入学できる最上位の大学はどこか?」ではない。むしろ、「人生に何を求めるのか?そのために最適な選択肢は?」と問うべきだ。

 

機会費用:ある意思決定をした際に断念しなければならないもののこと
普通の人々は、機会費用なんて考えもしない。

「このお金で別のものを買う」「この時間で別のことをする」「今考えている選択肢がどれも選べないとする。他に何ができるか?」という選択肢を追加するだけで、視野の狭窄は防げる

 

第3章:マルチトラックにする

いくつかの選択肢を同時に考量することが、最高の名前を生み出す秘訣。

「マルチトラッキング:いくつかのアイデアを並行作業で実行すること」で、自己を抑えることができる。決断が早くなる。仕事の出来(アイデア)が良くなる。ただし、並行する選択肢が多すぎると逆に戸惑う。2つか3つでいい。

 

「ORではなくてANDで考える」:楽観的な思考と悲観的な思考を同時に行うことが最強。予算削減をしつつも、将来性のある場所に投資するとか。

(愛する人や同僚に二つのマインドセットを組み合わせるように勧めれば、感情の行き詰まりから抜け出せるかもしれない。AかBかではなく、両方だと答えるマインド。)

 

マルチトラッキングをすることで、現状に対する理解が深まる。選択肢のいいとこどりをして、自我を抑えることができる。

(損失を最小限に抑えて、かつチャンスを最大化する選択肢を探すようにする)

 

第4章:自分と同じ問題を解決した人を見つける

新しい選択肢を生み出す一番基本的な方法は「自分と同じ問題を解決した人を見つける」こと。
(ブライド・スポット)

 

ブライド・スポットは思ったよりも身近なところにあるのかもしれない。
・なぜ先週は筋トレを続けられたのか?
・なぜ先週は早起きができたのか?

 

ブライド・スポットの良い点は、拒絶反応が生まれないこと。

決まったプレイリスト(質問集)を作ることで、創造性が高まり正しい選択もできるようになる。

例えば、

・既存の支出を抑えるのではなく、予定していた支出を先送りにして、予算を軽減することはできないか?

・予算を削減する代わりに未開拓の収入源を発掘できないだろうか?

・すべてを一定額ずつ削減するのではなく、もっと戦略的に削減する方法を考えられないか?

・本来よりも多めに予算を削減し、浮いた資金を有望なビジネス・チャンスに投資できないか?

 

「科学的思考の柱の一つは、類推である(梯子を上って遠くを眺めるイメージ)」
(同じような生命体に関する似たような実験と比較する)
(他の解決済みの問題と比較する:ブライド・スポット)

 

梯子の下の方から上に登るにつれて、比較すべき類推の対象が広がっていくイメージ。

 

第5章:逆を考える

自信過剰の特効薬は反対意見。建設的な反対意見を促す。
(反対者たちが安心して不満をさらけ出せるフォーラムを作る)

 

核心をつく反証的な質問をする
例:「一番気乗りのしなさそうなアイデアが、実は最善の選択肢だったとしたら?どのようなデータがそろえばそう納得するだろうか?」

「医者が患者から信頼できる情報を集める時には、オープンエンドな(自由質問形式の)質問を入念にしなければならない。オープンエンドな質問から始める。」

「医者が問診を支配してはいけない」

 

”すべての行動に「善意を仮定する」ことで、話を聞けるようになるし、関係も改善できる”

逆を考える

逆を考えるだけで、多くのバイアスを抑えることができるようになる。

 

確信バイアスに戦うための3つの方法

1.反対意見が言いやすい状況を作る

2.否定的な情報が判明しやすい質問をする(オープンな質問、反証的な質問)

3.逆を考えて、自制を作る

 

第6章:ズームアウトとズームイン

自分自身の印象を重視しすぎて、内部の視点に閉じこもってしまうことが多い。
特に未来の予想については、自分の内部の視点に閉じこもってしまう

「信頼できる情報が欲しければ、専門家(あなたよりも経験豊富な人物)を見つけろ。ただし、聞く内容は過去と現在の話だけにしろ。未来の話については聞いてはいけない。」

選択肢を評価する上で全体像を見る視点をやしなうために重要なのは、実は「クローズアップ」。クローズアップは、「意思決定の参考になる、”色合い”をとらえること」

ズームアウトは「外部の視点に立ち、自分と似た選択をした人々の経験から教訓を学ぶこと」

 

クローズアップとズームアウトを二つとも使いこなす必要がある。

 

第7章:ウーチングをする

ウーチング:小さな実験を行って自分の仮説を検証すること

「All or nothing(やるかやらないか)」ではなく、「littile or something(ちょっとだけやってみる)」

 

入学する前にその仕事を試してみるというのは当たり前だが、しかし多くの学生がそれをしていない。

ウーチングをすることで、選択肢も広げることができる。

 

人は未来予測が下手すぎる。

起業家は学者とは正反対であり、多くの起業家に共通するのは予測に嫌悪感を抱いているということ。
(「質問なんかしている暇があったら、とりあえずセールスをする」)
(起業家は「未来をコントロールできるなら、予測は不要だ」と考える)

 

ウーチングは「理解できることをなぜ予測する必要があるのか?」と自問自答すること

確証バイアスは、自分の直感や有利を裏付けるために現実を曲げてしまうこと。

 

確証バイアスを避ける方法をまとめてみると、

1.情報収集を念入りに行い、反証的な質問をし、逆を考える

2.正しい種類の情報を探すこと(ズームインして現実の詳細なイメージをつかみ、ズームアウトして他者の経験から導き出された基準率を明らかにする)

3.現実性を確かめるために、ウーチングを行うこと

 

第8章:一時的な感情を乗り越える

「決断の前に距離を置く」

一時的な感情をなるべく前においておき、長期的な価値や情熱を大事にしなければならない。
↓10-10-10方法:意思決定を3つの時間軸で考える。今から10分後にその決断についてどう感じるか?10か月後は?10年後は?

 

単純接触効果は人間関係だけではない。意思決定にも影響を与える。見慣れすぎたせいで、真実だと感じているだけかもしれない。

損失回避の傾向に人々はすぐに陥ってしまう。地位、給与、社会的人脈を手放して、別の業界に転職する?快適なライフスタイルを捨てて学校に戻る?

 

そして単純接触効果と損失回避が合わさると、現状維持バイアスにかかってしまう。

だからこそ、一定の距離を置いて、他人の視点で考え、未来の視点で考える。(10年後は?)
(他人へアドバイスする感じで考える)

「親友が同じ状況にいるとしたら、何とアドバイスするか?」

 

第9章:核となる優先事項を貫く

「ジェットコースターに乗り終わった後、乗車中の絶叫写真が売られているとつい衝動的に買いたくなってしまいますよね。でも翌日になったらあんな写真が欲しいと思うでしょうか?思わないでしょう。」

 

クレドを明文化する。

例)ウェインの法則
1.とにかく行動を優先する。まず行動。謝罪はあと。
2.ビジネスのしやすい相手になる

 

大事なのは、優先事項を決めることと、優先事項を守ってそれに従って行動することは全く別物だということ。だからこそ、しないことをまず決める。

 

第10章:未来を幅で考える

「私たちは幅広い視野で未来を想定し、良い結果も悪い結果も含めた様々な可能性を考えなくてはならない。」(自分の未来予測力が低いことはちゃんと理解しておく)

 

範囲の上限と下限を考えると、正しい予測ができる。

「未来は点ではなく、幅。最高の結果から最低の結果まで、結果を範囲で考えるべき。」

 

先見的後知恵:予測できる物事が将来に起こるとすると、その出来事が起こった理由は何か?を考える
(最悪の事態を想定してもOK。事前検死)

最悪の事態を想定することで、自信過剰に対処できる。

ただし、「前祝い」も必要。一年後に成功するとすると、そのための備えは万全なのか?

 

「ブックエンディング:成功と失敗の両方を想定して備えること」で、意思決定を有利に運ぶことができる。

 

第11章:アラームをセットする

私たちはいつのまにか自動操縦になっている。

ちょうどいいタイミングで私たちの目を覚まさせて、意思決定を見直すきっかけを与えてくれるようなアラームをセットしないといけない。
期限を設定する
・小分けをする(何回かにわけて自分のリソースを投資する)
・パターンを区別&認識する(心配なら助けを簡単に求めることができる環境を作る)

 

第12章:プロセスを信じる

指針になるプロセスはどれも同じだ。もう一つの選択肢を探す。

自分の仮説を現実と照らし合わせて検証する。

難しい意思決定では核となる優先事項を貫く。

うまくいかなかったときのために謙虚に備える。

選択肢の消去テストを使って、選択肢を見落としていないかを確かめる。

自分と同じ問題を解決した人に連絡する。

「親友にアドバイスするとしたら何と伝えるか?」

「私の後任者なら何をするか?」

友人や同僚を三人集めて、事前検死を行う。

”プロセス”が与えてくれるものは、自信だ。”

 

参考サイト

Switch in 16 Minutes - Heath Brothers

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Resources - Heath Brothers

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参考文献

決定力! ――正しく選択するための4つのステップ

 

-ビジネス本, 心理学

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