努力の仕方

【IQ】IQが高いことに意味はない!~分析的知能と実践的知能の違い~

投稿日:2018年12月21日 更新日:

こんにちは、本名です。

今回はIQ(知能指数)についての話です。

 

IQが高い人に対して皆さんはどんなイメージを持っていますか?

頭がよい?変人?

 

実はIQは高すぎることに意味はないことが証明されているのです。

今回はIQについての深いお話です。

 

IQが高すぎることに意味はない!

IQの平均値を皆さんはご存知ですか?

IQの平均値は100で、IQの値が高いほど頭がよく、知的に物事を考えられることが知られています。

しかし、70程度のと低いIQを持っている人は知的障害とみなされることになります。

 

IQは100が平均ですので、大学の授業についていくためには、IQは100よりも高くないとだめかもしれません。

また、大学院などで素晴らしい成果を残すためには、IQが最低でも115は必要かもしれません。

 

さらに一般的には、IQが高いほどよい教育を受けることができて、高いお金を稼ぐことができて、さらに長い間生きることができるともいわれています。

 

しかし、IQは高すぎても意味をもたないことも明らかになっています。

具体的には、IQが120程度を超えると、それ以上はいくらIQが高くなってもそれほど実生活に影響を与えないことが分かっているのです。

 

英国の心理学者であるリアム・アドソンは、

「IQ170の人がIQ70の人よりも、物事を深く考える傾向にあることは十分証明されている。」

「両者のIQの開きがあまりない場合、例えばIQ100とIQ130の場合でも、同じような傾向がみられる。」

「しかし、共に高いIQを持つ場合、その関係は成り立たないらしい。例えば、IQ180の人と、IQ130の人がノーベル賞を取る確率は同じくらいだ。」

と述べられています。(1)

 

つまりIQは物事を深く考えることができるかどうかの物差しにはなるが、高すぎるIQは実生活で大きな影響を与えるわけではない、ということです。

 

なぜ高すぎるIQは意味が無いのか?

ではなぜ高すぎるIQは意味が無いのでしょうか?

 

その理由は実社会における成功には、IQ以外にも重要な力が必要だからです。

その力は「実践的知性」と呼ばれるものです。

 

実践的知性は「誰に何を言うかを理解し、どのタイミングで言えば最大の成果が得られるかを考える知能」のことです。

一言で説明すれば、「コミュニケーションを通じて自分が望む結果を得るようにできる能力」が実践的知性です。

 

一方、IQのような考えるための知性は「分析的知性」と呼ばれるものです。

既に獲得している知識を基にして物事を分析し、新たな物事を想像する能力が、分析的知性です。

 

人は一人では何もすることができません。

どれだけ努力をしても、どれだけ才能にあふれていたとしても、他人から認められて、他人と一緒に何かをすることをしなければ、人は成功できないものなのです。

 

IQが高いだけでは、このような「他人と協力する力」を得ることができないのです。

一定以上のIQは新しい物事を考つくために必要ですが、それ以上に他人と協力して、他人と共に自分が望む結果を引き出す能力が必要なのです。

そのための能力が「実践的知性」なのです。

 

実践的知性を身につけるためにはどうすればよいのか?

では他人と上手くコミュニケーションをして、自分が望むような結果をもたらすための「実践的知性」を身につけるためにはどうすればよいのでしょうか?

 

その一つの答えとして、マルコム・グラッドウェルは以下のように主張しています。(1)

「実践的知性をもたらすものは、裕福とまでにはいかないが、中流階級以上の家庭に生まれ、家庭教育で子供が自らの権利を主張するな指導が必要がある

 

少し難しいので解説をすると、まず貧困家庭の家庭教育と、中流階級以上の家庭教育には大きな違いがあります。

貧困家庭の教育は子供の教育に費やすお金がありません。そのため、親は子供が自主的に成長することを良しとします。

しかし、中流階級以上で、子供の教育にお金を費やすことのできる家庭は、子供が習い事をしたりして、社会に積極的に参加させる教育を良しとします。

 

結果、貧困家庭で育った子供と、中流階級以上の家庭で育った子供には、大きな違いが生じます。

それは「自分の権利を主張することができるかどうか」です。

 

貧困家庭で育った子供は、社会的権力を持った人々、医者や教師に対して反論をすることをしません。

親から自主的な成長を期待され、親の背中を見て育ったために、権力に対しては絶対的に服従しなければならないと考えるのです。

 

しかし、中流階級以上の家庭で育った子供は、「相手がどんな権力をもっていようと、自分には当然主張すべき権利がある。自分の意思を伝えても良い自由がある。」と考えるのです。

この思考は、子供が習い事をして、積極的に参加して、親から意見を主張することを学ぶために見につく姿勢です。

 

そしてこの「自分の権利を主張しても良い」という考えが、先ほど紹介した「実践的知性」を生むのです。

 

誰かと上手くコミュニケーションを行うためには、まず大前提として「自分がしたいことは何なのか?」「自分は何者なのか?」を相手に分かってもらう必要があります。

詳しくは以下を参考にして下さい。

>>人付き合いのたった一つのコツ~信用と信頼の構築~

 

そして、そのような自分自身のことを相手に伝える能力(実践的知性)は、「自分には意見を主張する当然の権利がある」という意識から生まれるのです。

 

つまり、実践的知性を身につけるためには、まず自分の「権利意識」を持つ必要があるのです。

そしてそのような権利意識をもたらすものが、子供が積極的に社会に関わることができるような家庭教育なのです。

 

ではでは。

IQと実践的知性についてでした。

 

まとめ

IQが高いだけでは意味が無い。IQ以外にも「実践的知性」を身につける必要があるから。

実践的知性は「コミュニケーションを通じて自分が望む結果を得るようにできる能力」のこと。

実践的知性を身につけるためには「権利意識」をもたらすような家庭教育が必要

 

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