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メンタルヘルス 時間の使い方

労働時間が長い人ほど、生産性が低くて仕事ができない?

投稿日:2018年8月5日 更新日:

日本人の多くは「労働時間が長くて、忙しい人ほど仕事ができる」という勘違いをしています。

はっきり言いますが、労働時間が長くて、忙しそうにしている人ほど生産性が低くて仕事はできません。

FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグは一週間の労働時間は30~60時間だと公言しています。少ない労働時間とは言えませんが、かなり理想的な労働時間です。また、進化論を提案したチャールズ・ダーウィンは一日に4時間半くらいしか働かないことで有名でした。

かつてピーター・ドラッカーは「いかなる成果もあげられないひとほど、よく働いている」と言いましたが、それは事実なのです。

今回は労働時間と生産性の関係についてです。

仕事で重要なのは労働時間ではなく、生産性ですよね。

 

労働時間が長いほど、生産性は低い

科学者を対象としたある実験では、「やることがすくなくて労働時間が短いほど生産性が高い」という事実がわかっています。

 

具体的には

 

・週25時間分の作業を行う人の生産性は、週5時間分の作業を行う人の生産性とほとんど変わらなかった。

・週35時間の作業を行う人の生産性は、週20時間分の作業を行う人の生産性の半分しかなかった。

 

つまり、どれだけ仕事をしても生産性に変化はなく、ある一定の労働時間を超えると、生産性はどんどん下がってしまうのです。

 

また、OECDの労働時間に関するデータから導き出した労働生産性を見てみると、労働時間が少ないほど労働生産性が高いことがわかります。

例えば、労働時間が最も少ない国はドイツですが、日本とドイツの労働生産性を比較してみると、ドイツの方が日本よりも50%も優秀であることがわかっています。

「やるべきことが多い=生産性が低い」という事実ははっきりとしているのですね。

 

忙しい人ほど、脳の認知機能が低下する

労働時間が長くて忙しいひとほど、生産性が低くなる一つの理由は、脳の認知機能が低下するからです。

 

労働時間と認知機能の関係性を調べたある研究によると、

・週の労働時間が30時間をこえたあたりから、認知機能にマイナスの影響が出始める

・週の労働時間が60時間よりも多いと、普段は全く働いていない人と同じくらい認知機能が下がる

ことがわかっています。

 

仕事をすればするほど私たちの集中力は低下しますし、認知機能が低下して生産性も低くなっていくのです。

 

生産性を高める理想の労働時間とは?

では生産性を高めるための理想的な労働時間はどれくらいなのでしょうか?

女性は週22~27時間の労働がベストで、男性は週25~30時間の労働がベストだと言われています。

 

また、週35時間働く人は生産性が安定しているが、週60時間以上働く人は2週目から生産性が低下することも分かっています。

つまり労働時間は一週間でせいぜい30~35時間までにすべきなのです。

 

しかし、今の日本で労働時間を週30時間以下にすることはなかなか厳しいでしょう。

とにかく、働けば働くほど認知機能は低下して、生産性が下がるという事実だけは理解しておいてください。自分にとって本当に大事な仕事は休日あけに行ったり、週の前半に行ったりして、30時間の間にすべきことを終わらせるようにしましょう。

(ばれないようにサボることも生産性を考えると十分アリです)

 

参考

労働生産性の国際比較 2017 年版


週40時間の自由をつくる 超時間術

 

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