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ストレス対策 健康管理

定期的に運動すれば試験の成績が上がる?

投稿日:

 

テスト期間中に運動すれば成績が上がるかも?という論文を見つけたので、紹介しておきます。

 

定期的な運動でテストの成績が上がる?

カールスルーエ工科大学が2015年に行った研究で、運動が与えるストレス軽減効果を調べた研究です。(1)

学期初めから期末テストまでの20週間の間、61人の男子学生を対象として研究を行いました。

 

学生をウォーキングなどの有酸素運動を定期的にしてもらうグループと、何も条件を与えないグループに分け、「定期的な運動で期末テストというストレスに上手く対処できるようになるのか?」を調べたのです。

具体的には、運動をしてもらうグループには、1回30分から60分の軽いウォーキングを週二回だけ行ってもらうことを徹底してもらいます。

 

学生がストレスに対処できているかどうかは、ストレスによる自律神経の活性化の度合いや、運動量、心電図などが判断の基準として用いられました。

また、「有酸素能力」という有酸素運動を持続できる能力も、研究による介入の前後に測定されました。

 

結果として、定期的な運動をしてもらったグループは以下のような特徴が見受けられました。

・自律神経の活性度合いの低下

・ストレス軽減効果

・成績向上

 

成績が向上した理由は、期末テストという現実のストレスに上手く対処できるようになり、普段の勉強のパフォーマンスも向上したためだと考えられます。

 

どうやら期末テストを現実のストレスを与える因子として扱うことは一般的なようで、この研究の妥当性などについては研究チームが膨大な量の文章で説明しているので、きっと大丈夫でしょう。
(ディスカッション部分が約7150語あります。)

 

また、男子学生だけを対象としたので、女子学生はどうなのか?という疑問がでてきますが、運動によるストレス軽減効果は他の研究でも数多く示されているので、信頼してもよいと思います。

 

とにかく、ここで伝えたいことは、学生でも大人でも日々のウォーキングなどの有酸素運動によって、かなりのストレス軽減効果を得ることができる、ということです。

 

実際に運動を行う場合は、MVAP(中高強度身体運動)というレベルまで行う必要があります。

MVAPについてはこちらの記事を参考にしてください。(3)

 

「運動でストレスは軽減され、テストの成績が上がる」

今日はこの言葉で締めくくっておきます。

 

参考文献

(1)Birte von Haaren et. al. Does a 20-week aerobic exercise training programme increase our capabilities to buffer real-life stressors? A randomized, controlled trial using ambulatory assessment

(2)


最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)

(3)心臓や血管の健康を維持するための運動とは?MVPA(中高強度身体運動)がもたらす驚きの健康効果

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