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ストレス対策 メンタルヘルス 時間の使い方

パワーナップや昼寝で認知能力が向上して生産性が上がる

投稿日:2018年8月25日 更新日:

皆さんは「パワーナップ」という言葉を聞いたことがありますか?

「パワーナップ」とは心理学者のジェームス・マースが提案したストレス対策の一つで、「短時間の昼寝」のことです。

短時間の昼寝が生産性を高めるという事実はすでに多くの科学的研究が明らかにしているのですが、日本ではいまだに「昼寝=サボり」のようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

しかし、日本の厚労省は「午後の早い時間に30分以内の短い昼寝をすると、眠気による作業能率の改善に役立つ」との見解を出しており、昼寝が世の中に広まるのは時間の問題でしょう。

今回は「パワーナップ」の効果と実践方法を紹介していきます。

ぜひ「パワーナップ」で皆さんの生産性を上げてください。

 

短時間の昼寝が生産性を高まり、ストレスに強くなる

数多くの研究が「パワーナップ」の素晴らしい効果を示しています。

例えば、アメリカで2006年に行われた研究(1)によると、10分~30分の短時間の昼寝で脳の疲れが大幅に回復し、学習効率も向上することが明らかになりました。しかし、30分以上の長時間の昼寝は生産性の悪化をもたらすだけでなく、病気への罹患率を高め、早期死亡のリスクを高めてしまうことも明らかになっています。

また、カナダのブロック大学で2008年に行われた研究(2)では、短時間の昼寝は年齢を問わず、推論・認知能力や記憶力の向上、気分の向上などをもたらすことが分かっています。そして毎日習慣的に短時間の昼寝をとっているひとは、そうでない人に比べて昼寝から得られるポジティブな効果の度合いが高いことも明らかになりました。

つまり、私たちは「午後1時~2時くらいに「10分~30分の短時間の昼寝を「習慣的に」行うようにすれば、昼寝から得られる恩恵が最も高くなるのです。

一日の生産性を高めるためも、まずは短時間の昼寝を習慣化してみましょう。

 

昼寝が苦手な場合はどうすればよいのか?

しかし、普段から昼寝をしていない人は、目を閉じてもなかなか寝付くことができない場合があります。また、寝つきが悪い人は10分~30分の昼寝はうまくいかないという場合もあるかもしれません。

しかし、アメリカのファーマン大学が行った研究によると、15分間何もせずに目を閉じた被験者は、その後に行った記憶力テストのスコアの向上が見られたそうです。(3)

つまり、眠りに落ちなくても、ただ目を閉じて外部からの情報をシャットアウトするだけでも、私たちの脳は休まり、パフォーマンスが向上するのです。

昼寝が苦手な人も、お昼に目を閉じることを習慣化してみてはどうでしょうか。

 

参考文献

(1)Dhand R, Sohal H. Good sleep, bad sleep! The role of daytime naps in healthy adults.

(2)Milner CE, Cote KA. Benefits of napping in healthy adults: impact of nap length, time of day, age, and experience with napping.


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