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医学と心理学で日々を進化させる

「学問のすすめ」が真に意図したこと~学生のための「学問のすすめ」~

投稿日:2018年4月17日 更新日:

 

皆さんは福沢諭吉の「学問のすすめ」を知っていますか?

 

実は多くの人が「学問のすすめ」の内容を誤解しているのです。

 

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」

 

この言葉は福沢諭吉が「学問のすすめ」の冒頭で語った名言です。

福沢諭吉を代表する言葉ともいわれています。

 

ご存知の方も多いと思いですよね。

 

さて、この「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉は

 

「神様はこの世の全ての人間を平等につくっている。

よって人には生まれながらにしての身分の違いは存在しない。」

 

という意味だと解釈されています。

 

そして、

 

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉があまりにも有名なので、

 

福沢諭吉の「学問のすすめ」は

 

「人はすべて平等である」と主張している誤解されがちです。

 

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉の解釈自体は合っているのですが、

 

福沢諭吉が「学問のすすめ」で本当に主張したかったことは、

 

「すべての人間は平等である」ということではありません。

 

今回は、「学問のすすめ」が主張する本当の意味について。

 

そして、福沢諭吉が「学問のすすめ」で何を意図していたのか、を解説していきます。

 

 

1.「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉には続きがあった。

 

実は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉には続きがあります。

 

それは、

 

「されども今廣く此人間世界を見渡すにかしこき人ありおろかなる人あり貧しきもあり冨めるもあり貴人もあり下人もありて其有様雲と坭との相違あるに似たるは何ぞや」                               wikipediaより引用

 

個人的に訳してみると、

 

「神様は生まれながらにして人を平等に作っていると言うのだけれど、

この世の中を見回してみると、世の中には賢い人、愚かな人、貧しい人、裕福な人、身分が高い人、身分が低い人がいる。

そのような身分の違いや貧富の違いが生まれるのはなぜだろうか?」

 

という内容になります。

 

そして、福沢諭吉はこのように続けます。

 

「身分の違いや貧富の違いが生まれる理由ははっきりしている。

その理由とは学問をしたかどうかだ。

学問をしたかどうかで身分の違いや貧富の違いが生まれてくるのだ。

人は生まれたときは身分の違いはないのだけれど、

学問をした人が身分が高い人になるし、裕福な人になるのだ。」

 

つまり、福沢諭吉が本当に意味したことは、

 

「人は生まれながらの違いはなく、みな平等に作られている」

 

ということではなく、

 

「本人が学問をしたかどうかで貧富や身分の違いが生まれるので、学問をしなさい。」

 

ということを言っているのです。

 

2.「学問のすすめ」が本当に主張したかったこと

 

実は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という言葉の続きを理解すれば、

 

「学問のすすめ」が本当に主張したかったことが分かります。

 

「学問のすすめ」が本当に主張したかったことは、そのタイトルの通りです。

 

「学問をしなさい。」

 

ということを言っているのです。

 

「学問をしなさい」ということを伝えようとしているからこそ、

本のタイトルが「学問のすすめ」なのです。

 

3.福沢諭吉が本当に意図したこと

 

僕は昔「学問のすすめ」をさらっと読んだことがあります。

結構難しかったのですが、漠然とした内容としては、

 

「国民一人一人が勉強することで、日本を独立した近代的な国にしよう」

 

というような内容です。

(間違っていたらすいません。)

 

福沢諭吉は「学問のすすめ」の中で、

 

「一身独立して一国独立す。」

 

(「国民一人一人が勉強をして、独立する力を身につけることで、

一つの国が独立することができるようになる。」)

 

と言っています。

 

「学問のすすめ」が出版された時代は明治初期です。

 

明治という時代を理解することは簡単ではないのですが、大雑把に説明すると、

 

日本よりも圧倒的に文明が進んだ海外の先進国の近代文明の力を実感する

「なんとか近代文明を身につけなければ、海外の先進国に取り込まれて植民地化されてしまうかもしれない」という危機感を持つ

明治維新で日本の古い制度や文化を撤廃して、なんとかして近代化を果たそうとする

結果ものすごい速さで近代化が進む

 

という時代です。

 

福沢諭吉は明治初期に「学問のすすめ」を執筆することによって、日本の国民に

 

「日本の近代化による国家の独立の重要性」

 

を説こうとしたのです。

 

「近代化をして日本という国が海外から干渉を受けないほどに力を持たなければならない。」

 

「国家が力をもって独立するためには、日本国民の上昇志向が重要である」

 

と述べたのです。

 

かなり簡単に言ってしまえば、

 

「上昇志向をもって勉強しろ」

 

と福沢諭吉は主張したのです。

 

これが、福沢諭吉が「学問のすすめ」で本当に意図したことです。

 

実際、福沢諭吉は慶応義塾大学を創立するなど日本の教育界に大きな影響を与えています。

 

 

以上です。

 

福沢諭吉が「上昇志向をもって勉強しろ」と主張していたことが分かりましたか?

 

ぜひ皆さんも自分の将来のために上昇志向をもって勉強してください。

応援しています。

 

4.解説動画


 

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