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人間関係のコツ

信頼を得て有能に見られるためには「弱み」をさらけ出せばいい

投稿日:

 

有能にみられたいとか、信用を得たいと思ったときに使えるテクニックの一つに「わざと弱みを見せる」というテクニックがあります。

自分の弱みをさらけ出すことができる人は基本的に「強い人だ」と評価されます。

弱みをさらけ出す行為は、他人に付け入る隙を与える行為であり、自分の弱みを把握することさえ難しいからです。

結果、自分から積極的に弱みを明らかにすることができる人は、「自分に正直であり、他人にも正直なのだろう」と周囲から思われるのです。

今回は弱みをさらけ出すことによる信頼感の獲得についてです。

 

有能な人が弱みを見せると信頼してもらえる

「有能な評価を受ける人が、弱みを見せると信頼感を得ることができる」ということは、心理学者のエリオット・アロンソンが行った以下の研究で明らかになっています。

 

被験者にある内容を録音したテープを効かせます。

そのテープはクイズ大会の志願者のオーディションを録音したもので、テープの前半には正答率が92%というクイズの達人が登場します。そして、テープの後半には正答率が30%の平均的な志願者が登場します。

そしてテープを聞いてもらった被験者に、テープに登場した人物の好感度を答えてもらったところ、クイズの達人に多くが好感をもっていることが明らかになりました。

 

しかし、ここで被験者に別のテープを聞かせることをします。

そのテープには、クイズの達人と平均的な志願者がクイズに回答し終わった後に、以下のような内容が録音されています。

皿がガチャンと割れる音とともに、「あー、しまった。コーヒを服にこぼしてしまったよ。」という声が入っているのです。

このテープを聞いてらった後に、被験者に登場人物の好感度を答えてもらったところ、クイズの達人がコーヒーをこぼすという失敗をしたときは、好感度は上昇しました。

しかし、平均的な志願者がコーヒーをこぼした時は逆に好感度が減少したのです。

 

このように有能だと思われる人が、失敗をしたときはその人のことに好感や信頼を持つようになるのです。しかし、平均的な評価を受ける人が失敗をしてしまうと、逆に好感度や信頼感が薄れてしまうのです。

心理学の世界ではこのことを「プラットウォール効果」と呼びます。

 

アンドリュー・カーネギーも弱みを見せていた?

世界の名だたるリーダーも自分の弱みというものをちゃんとさらけ出しています。

例えば、アメリカの実業家であり、鉄鋼王とも評されたアンドリュー・カーネギ―の墓碑にはこのような言葉が刻まれています。

自分より賢き者を近づける術知りたる者、ここに眠る。

Here lies one who knew how to get around him men who were cleverer than himself.

そして、自分よりも賢い人々を身近に引き寄せる手段の一つが「弱みを見せる」ことなのです。

弱みを見せることで、普段優秀だと評価されている人は信頼感を勝ち取ることができるようになります。

「普段は優秀だけど、こんな失敗もするのか…この人も人間なんだな。自分がちゃんと支えてあげないと。」

というさらなる支援を行うための動機になるのです。

アンドリュー・カーネギーも自分の弱みをきちんと見せることで、周囲から信頼感を得ていたのです。

 

ここまで見てきたように、普段評価されている人が、失敗をしたり、その失敗をきちんと認めることをすると、好感度が増して信頼されます。

逆に普段しっかりしていない人が失敗をすると、さらなる信頼の減少につながります。

 

自分の失敗をきちんと認めることは難しいことで、恥ずかしいことだと思うかもしれません。

しかし、その失敗こそがあなたを成長させてくれるものですし、他人から評価される契機になることがあるのです。

 

「失敗を認めて弱みを見せることで、人はついてくる」

この言葉を締めにしたいと思います。

 

参考文献


GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

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