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モチベーション管理

行動力をつけてチャレンジする方法~「プロスペクト理論」を用いてリスクをとる~

投稿日:2018年6月3日 更新日:

こんにちは、しゅゆです。

今回は「行動力をつけてチャレンジする方法」について解説していきます。

 

皆さんはチャレンジしていますか?

 

チャレンジすること、つまり新しいことを行うことは

「自分の可能性を伸ばすため」「成功体験を得るため」「現状維持をせずに工夫を続けるため」

に非常に重要です。

 

しかし、チャレンジすることは多少のリスクを伴うことなので、

「なかなかチャレンジすることができない」という人もいるのではないでしょうか?

 

実は、「プロスペクト理論」というものを理解するだけで、

リスクをあまり気にせずにチャレンジすることができるようになるのです。

 

今回は「プロスペクト理論とは何なのか?」

そして「プロスペクト理論を利用してチャレンジする方法」を解説していきます。

 

1.「プロスペクト理論」とは?

「プロスペクト理論」とは、行動経済学の分野で非常に有名な理論で、

1979年にダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーによって発表された理論です。

 

「人は最終的な損得よりも、将来的な損得の可能性をもとにして意思決定を行う」というものです。

 

少し難しい説明なので、以下の質問を考えてみてください。

○質問1

あなたの目の前に、以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

選択肢A:100万円が無条件で手に入る。

選択肢B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが、裏が出たら何も手に入らない。

どちらの選択肢を選びますか?

 

ほとんどの人が選択肢Aを選ぶと思います。実際に選択肢Aを選ぶ人が圧倒的に多いです。

 

理由としては絶対に100万円を手にすることができるという堅実性があるからですよね。

 

では次に以下の質問も考えてみてください。

○質問2

あなたは200万円の負債を抱えているものとする。

そのとき以下の二つの選択肢が提示されたものとする。

選択肢A:無条件で負債が100万円減額され、負債総額が100万円となる。

選択肢:Bコインを投げ、表が出たら支払いが全額免除されるが、裏が出たら負債総額は変わらない。

AとBどちらの選択肢を選びましたか?

 

実は、選択肢Bを選ぶ人の方が圧倒的に多いのです。

 

なぜ選択肢Bを選ぶ人の方が多いのでしょうか?それは

 

人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を行い、

損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向があるからです。

 

質問1の場合は「50%の確率で何も手に入らない」というリスクを回避しているのです。

質問2の場合は「100%の確率で確実に100万円を支払う」という損失を回避しているのです。

 

このようにプロスペクト理論とは、

「人は失うものは何かに注目すると、損失を回避するためにリスクを取るが、

人は得るものに注目すると、利益を得るためにリスクを回避する」

と簡単に解釈することができます。

 

2.もっとプロスペクト理論を理解するために

プロスペクト理論とは、

「人は失うものは何かに注目すると、損失を回避するためにリスクを取るが、

人は得るものに注目すると、利益を得るためにリスクを回避する」

というものだとわかりました。

 

このプロスペクト理論をもっとしっかりと実感するためにも、以下の質問も考えてみてください。

あなたはある会社の社長です。今経営的に厳しい状況にあり、このまま何もしなければ

3つの工場と6000人の社員を失うことになってしまいます。

そんな時にプランAとプランBが計画されました。

プランAは1つの工場と2000人を救えます。

プランBはすべての工場を救える可能性は1/3で全く救えない可能性は2/3です。

あなたはどちらのプランを選択しますか?

プランAを選択する人が多いと思います。

実際にこの質問に対して80%の人がプランAを選びました。

 

では次に以下のような質問の仕方をします。

プランAは2つの工場と4000人の社員を失います。

プランBはすべての工場を失う可能性が2/3ですべてを救える可能性1/3です。

あなたはどちらのプランを選択しますか?

プランBを選択する人が多いと思います。

実際にこの質問に対して82%の人がプランBを選びました。

 

最初の質問と二つ目の質問、どちらも同じことを聞いていることが分かりますか?

 

最初の質問では、救える工場と社員の数に注目した質問の仕方をしています。

しかし次の質問では、失う工場と社員の数に注目しています。

 

このように「救えるもの=利益」に注目した場合と、「失うもの=損失」に注目した場合では、

人は無意識のうちに選択を変えてしまうのです。

 

3.プロスペクト理論を利用してチャレンジする方法

「人は失うものは何かに注目すると、損失を回避するためにリスクを取るが、

人は得るものに注目すると、利益を得るためにリスクを回避する」

というプロスペクト理論が実感できたところで、

 

「どのようにプロスペクト理論を用いれば、チャレンジをすることができるのか?」

 

を解説していきます。

 

プロスペクト理論を用いると、答えは単純で、

 

「常に失うものに注目すれば、リスクをとってチャレンジすることができる」のです。

 

失うものに注目するためにも、

「今のままでは、失うものがある!」と考えるようにしてください。

 

「今のままでは、将来に何か起きたときに困る」

「今のままでは、自分の可能性をつぶしてしまう」

「今のままでは、自分の夢がかなえられない」

など失うものを考えるようにしてください。

 

そうするだけでプロスペクト理論の効果によって自然とリスクを取り、

チャレンジをすることができるようになります。

 

ただし、このチャレンジは絶対に良いことのために行ってください。

 

新しく勉強を始めるとか、転職をしてみるとか、

そういった人生において絶対にためになることのために使ってください。

 

以上です。

 

「今のままでは、失うものがある!」と考えて、

リスクを取って良いことのためにチャレンジをしてください。

 

4.参考文献

Prospect theory-wikipedia

プロスペクト理論-wikipedia

「Wikipediaはブリタニカ国際大百科事典並みに正確だ」という論文がNatureに掲載されたので、

私はよくWikipediaを利用しています。集合知という概念の素晴らしさを実感します。)

 

「Prospect Theory: An Analysis of Decision under Risk」

by Daniel Kahneman and Amos Tversky
Econometrica, 47(2), pp. 263-291, March 1979

(この論文はプロスペクト理論が発生された論文です。私は難しくて読破することを諦めましたが、

行動経済学が数学というもので裏打ちされた学問であるということが理解できます。)

 

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