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心理学 人間関係のコツ

簡単に信頼関係を作る方法~返報性の原理と自己開示の重要性~

投稿日:2018年6月29日 更新日:

こんにちは、しゅゆです。

皆さんはどんな人にプライベートなことを話しますか?

ほぼすべての人が「信頼感がある人にプライベートなことを話す」と答えると思います。

では、どのようになことをすれば信頼感を作ることができると思いますか?

実は「人になかなか言えないようなプライベートなことを話す」ことで、信頼感を作ることができるのです。

「え?信頼感があるからこそプライベートなことを話すんじゃないの?プライベートなことを話すから信頼感ができるわけじゃないよ。」と疑問に思う人がいるかもしれません。

しかし実は意外なことに、信頼が形成されるからプライベートなことを話すのではなく、プライベートなことを話すから信頼が形成されるのです。

 

今回は「認知的不協和」という概念を用いて、プライベートなことを話すと信頼感が形成される理由を説明していきます。

この認知的不協和を利用すると、簡単に信頼関係を作ることができるようになるので、ぜひ理解しておいてください。

 

認知的不協和による信頼感の構築

プライベートなことを話すと信頼感が形成される理由は、「認知的不協和」というものを用いて説明できます。

認知的不協和は社会心理学の用語で、「人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態に不快感持つため、その不快感を解消するために自分の信念や行動を正当化する」ことです。

少しわかりにくいので、例を用いてみましょう。

 

煙草を吸っているひとがいるとします。

その人は「煙草を吸うとがんになる確率が高まる」という事実を知りました。

そして「煙草を吸うとがんになるのに、自分は煙草を吸っている」という矛盾する事実に直面したため、不快感を感じます。

そんな時に自分が煙草を吸っているという事実を正当化して、その不快感を解消しようとするのです。

「煙草を吸っていても長生きする人もいる」

「煙草が原因で死ぬ確率よりも、交通事故で死ぬ確率の方が高い」

「煙草を吸っている人の方がかっこよく見える」

「煙草を吸っている人とすぐに仲良くなれる」

「煙草を吸うと、ストレス解消になる」

などの「自分にとって都合のよい事実」を用いて、自分の煙草を吸っているという行動を正当化しようとします。

 

これが認知的不協和です。

自分の中で矛盾が起こると、人は自分にとって都合の良い事実だけをみつめて、自分の行動を正当化すようとするのです。

 

占い師から学ぶ信頼関係構築のコツ

認知的不協和は占い師の人などがよく使う方法です。

占い師の人に話す内容は「人には言えない悩み」ですよね。

相談者は占い師の人に人に言えない悩みなどプライベートなことを話す

→相談者は「占い師の人は信用できるからプライベートなことを話したんだ」と認知的不協和で都合よく解釈する

→占い師の人から少し間違ったことを言われても、「占い師の人は信用できる」という認知が既に形成されているため、占い師のいうことを信じてしまう。

このように、占い師に相談する人は認知的不協和によって「プライベートなことを話すこの占い師の人は信用できる人だ」と感じてしましい、たとえ占い師から少し間違ったことを言われたとしても、そのことを本当だろう、と都合よく解釈してしまうのです。

 

つまり、私たちは占い師のように「プライベートなことを相手から話してもらう」ことができれば相手から信用されることがわかりますよね。

そして「プライベートなことを相手から話してもらう」ために最も効果的なことは「自分からプライベートなことを話す」ことです。

これには「返報性の原理」というものが関係しています。

 

返報性の原理を利用して信用を得る

返報性の原理とは心理学の用語で、「人は他人から何かを与えられたときに、そのお返しをしなければならないと感じる」ことを言います。

プレゼントをもらったら、「お返しをしないと」と思いますよね。これが返報性の原理です。

そして「プライベートなことを相手から話してもらう」ために最も効果的なことが「自分からプライベートなことを話す」ことである理由は、この返報性の原理にあります。

つまり返報性の原理によって、他人はあなたからプライベートなことを話されたときに「自分もプライベートなことを話さないと!」と思い、あなたにプライベートなことを話すようになるのです。

 

失敗しない自己開示の方法

「認知的不協和」と「返報性の原理」を理解すれば、信頼関係を構築するためには自分からプライベートなことを話せばよいことが分かりますよね。

そして人になかなか言えないプライベートな話をすることを「自己開示」といいます。

社会心理学者のゲイリー・ウッドによると、失敗しない自己開示は10個あるといわれています。それぞれについて紹介・解説していきます。

 

1.お金や健康の心配事、不安事

「最近運動するとすぐ息が上がるんだよね…」

「この前の健康診断で血糖値が高いっていわれてさ…」

「もう貯金が苦しくて、毎日節約ばっかりだよ」

などのお金や健康の心配事です。

お金や健康について心配していない人は基本いないので、相手も自分と同じ心配をしているんだと感じて、すぐに親密になれます。

 

2.自分がイライラしてしまい、許せないこと

「約束守らない人って何なの!!!」

など自分がイライラしてしまい、許せないことを話してください。

ネガティブな話題ではないけれど、自分の正義感や義理を示してください。

 

3.人生において幸福になれること

「他人の役に立つ時が一番幸せを感じるよね」

など人生において幸福を感じる内容を話してください。

読書などの深い話になるような内容を選ぶことが重要です。

 

4.自分が改善したいこと

「ダイエットして筋肉質になりたい!」

など自分が変えたいと思っていることを話してください。

自分の夢や挑戦しようとすることを話題に選んでください。

 

5.自分の夢・目標・希望

「将来は起業家になって、現在の日本の教育を少しでも良くしたい」

自分の夢や目標を話すことで「この人は向上心がある人なんだな」と思ってもらえます。

可能性がある人だと思われて、魅力的に見えるため好かれることも多くなります。恋愛にも使えるテクニックですね。

 

6.自分の性生活に関すること

そのままです。ユーモアを入れた清々しいネタを言うようにしてください。

 

7.自分の弱点やマイナス面

「私って人間関係苦手なんだよね…」

自分の弱点やマイナス面を素直に認めることができる人は強く見えます。

 

8.自分が怒ってしまい、許せないこと

「煙草吸ってる人って許せない!」

これだけは許せないとかの話です。

 

9.自分の趣味や興味

「筋トレが趣味なんですよ~」

自分の趣味や興味について話してください。

ただ自分の趣味や興味について話すだけではなく、「なぜそれが趣味なのか?」など少し突っ込んだ話をしてください。

 

10.失敗談を話す

「あれは大失敗だったよね」

など自分の失敗談を話してください。

失敗談を話すことで人間味が出ますし、「この人は人の痛みが分かる人なんだな」と思って信頼されやすくなります。

 

皆さんも自己開示を積極的に自分から行うことによって、他者との信頼関係を構築してください。

 

参考

認知的不協和-wikipedia

返報性の原理-wikipedia(このページはあまり参考にならないです)

メンタリストDaigoオフィシャルブログ

 

 

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