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健康管理

食事前の運動がもたらす好影響とは?

投稿日:2018年10月5日 更新日:

食事前の運動が与える好影響については、様々な意見があります。

今回は「旧石器時代に近い生活を送ったら体にどのような変化が起こるのか?」を調べたドイツの研究論文(1)から、食事前の運動が与える好影響について述べていきます。

この論文の詳細は別記事を参考にしてください。

 

食事前の運動は私たちの健康に直結しているのです。

 

食事前の運動がもたらす好影響

食事前の運動がもたらす好影響について、ドイツの研究者たちは以下のように述べています。(1)

 

「約2500万年前、狩りや採集などで食事を摂取するための運動を人は行っていた。食事前に運動を行っていたのである。

食事に含まれる微生物やウイルスを排除するために、体内では食事後に炎症反応が起こっている。そして近年の研究では、食事前に運動をした被験者は、この食事後の炎症反応が大幅に低く抑えられることが分かっている。

私たちが食事をすると、エネルギーを消費するような自然免疫の活性を押さえるために、ラクトフェリン・免疫グロブリンA(IgA)・リゾチームなどの産生が起こる。

しかし、肥満などによってラクトフェリン・免疫グロブリンA(IgA)・リゾチームが不足、もしくは枯渇すると、炎症反応が活性化し、食事後の炎症反応が活性化されるのである。

また、食事に脂質や精製糖、リノール酸などが多く含まれていると、食事後の炎症反応がより多く活性化されることが分かっている。この食事後の炎症反応の活性化は人間が穀物で育てられた動物の肉を食べた場合にも当てはまる。

また、食事後の炎症反応の活性化は内皮機能不全(血管障害)、心臓病、肥満、インスリン抵抗性(IR)などを生き起こすことが分かっている。」

 

これでもかなり簡単に分かりやすく訳したほうなのですが、もう少しかみ砕いて説明すると以下のようになります。

 

食事後には体内で炎症が起こっている。この食事後の炎症が増加すると心臓病、肥満、糖尿病などが引き起こされる。

そして、肥満であることや、脂質・糖が多く含まれている食品を食べることよって、食事後の体内の炎症は増加する。

しかし食事前に運動をすると、食事後の炎症反応が大幅に軽減されることが分かっている。

 

と、まあこのように食事後の炎症反応を軽減させる行為こそが、食事前の運動なのです。

 

また、絶食によって体内の炎症の度合いが低下することが分かっているので、食事前に運動をするとしたら朝食を抜いて、午前中に運動を行いましょう。

マウスの場合は定期的な絶食によって、寿命が平均して30~40%伸びることが分かっています。

 

そしてどれくらいの運動を行えばよいかですが、研究者は4時間のハイキング(息が切れる程度のウォーキング)を行うことを推奨しています。

しかし、4時間の運動を行うことは基本的に不可能だと思うので約5000歩早歩きで歩くようにすればよいでしょう(2)。5000歩なら1時間程度で終わります。

 

「1日12時間以上の絶食時間を設けて、その絶食時間の間に息が切れるくらいのウォーキングを行う」

これがもっとも健康的になれる運動習慣だと思います。

 

参考文献

(1)To Restore Health, “Do we Have to Go Back to the Future?” The Impact of a 4-Day Paleolithic Lifestyle Change on Human Metabolism – a Pilot Study.

(2)


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