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心理学 メンタルヘルス

神経質かどうかを判断するための簡易テスト

投稿日:2018年9月22日 更新日:

人は個人個人によって、どのように状況を判断するのかは異なります。

ポジティブな人は周囲の様々なことに興味を持ち、明るい話題を好み、逆に暗い話題は遠ざける傾向にあります。しかしネガティブな人は物事の悪い面ばかりを見てしまう傾向にあり、自分が失敗したときのことを想像してしまって、行動ができなくなってしまうものです。

特定の物事を不安に感じたり、イライラしてしまうことを心理学的には「神経症」または「特性不安」と呼びます。夜寝れないことをに不安を感じてしまう人もいれば、高速道路で運転するときの渋滞にイライラを感じてしまう人もいます。外出中に家に鍵をかけたかどうかに不安を感じてしまう人もいます。

そして、このような不安をイライラを持続的に感じている場合は、「特性不安度」が高いと評価されます。

今回は自分が神経症であるのか、それともそうでないのかを簡単に把握するテストを紹介していきます。「自分が不安を多く感じている」と思っている人も他の人と比べるとそうではないかもしれませんし、「自分は不安を感じない」と感じている人が実は神経症の傾向を持っていることだってあります。

不安やイライラは誰しもが感じる感情ですが、自分が他の人よりも強く不安感を感じてしまうのか、それとも不安をあまり感じない体質なのかを知ることで、不安対策を行うことが容易になります。

自分の不安状態を客観的に判断して、どうすれば日々の生活を良くすることができるのかをしっかりと考えていきましょう。

 

不安度を測定するための簡単なテスト

心理学者たちはその人が神経症、つまり特性不安の度合いを計測するために、いくつかの質問集を使います。

今回はその中でも最も科学的な信頼度が高いとされている「状態/特性不安検査(State-Trait-Anxiety-Inventory : STAI)」というものを紹介していきます。

このテストはフロリダ大学の心理学者のチャールズ・スピールバーガーが1960年代に開発したもので、今この瞬間にどのような不安を感じているかという「状態不安」と、いつもどのような不安を感じているかという「特性不安」の二つの項目を調べることで、その人の不安状態を測定します。

本来は状態不安を測定するための質問は10個、特性不安を測定するための質問は10個あり、合計で20個の質問に答えなければならないのですが、エセックス大学の教授であるエレーヌ・フォックスが「状態/特性不安検査」を簡易版にして開発した「エセックス大学版・神経尺度」というものを紹介していきます。

この「エセックス大学版・神経尺度」は10個の質問からなり、それぞれの質問について1~5の5段階で評価して回答してください。

「エセックス大学版・神経尺度」

全く当てはまらない 1-2-3-4-5 非常によく当てはまる

質問

1.よく胃が締め付けられている感じがする

2.よくイライラしている

3.よく気持ちが辻けて、簡単に何かを諦めてしまう

4.非常に心配性だと思う

5.非常に落ち着いた性格だと思う

6.時々とても憂鬱な気分になることがある

7.将来への不安をあまり感じることはない

8.非常にナーバスになることが良くある

9.たいていの人からとても信頼できると評価される

10.不眠に悩むことはほとんどない

採点方法&評価

質問.5.7.9.10.の点数は逆にして、(5点←→1点、4点←→2点、3点はそのまま)それ以外のいつ問の得点はそのままで、すべての点数の合計を計算してください。

点数の合計が高いほど、神経症の度合いが高いと評価できます。

一般的な人の平均点は24点で、18点以下なら神経症の度合いが低く、40点以上なら度合いが高いと評価されます。

いかがですか?
私の点数は31点で、一般の人よりも神経症の度合いが高いようです。

点数が高い場合は神経症の形質がある可能性があります。自分が状況を不必要に悪い方向に解釈していないか、状況に振り回せれて余計なストレスを感じていないか、などを一度考えてみましょう。

点数が低い場合はそのままで、余計な不安や悩みごとを抱えないようにしましょう。また、周囲の状況に振り回されるのではなく、逆に主体的に行動することによって、自分が状況を支配している感覚を得るようにしましょう。(1)

 

人は基本的には楽観的(2)ですが、解釈次第で状況の良し悪しは変化します。

どんな状況でも、その中でとる行動も、何を感じるのかも、すべてはあなた次第なのです。

 

「状況に良い悪いもない。決めるのはあなた次第なのです。」

今日はこの言葉を締めくくりにしたいと思います。

 

参考文献


脳科学は人格を変えられるか? (文春文庫)

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