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健康管理

50歳以上でも運動で認知機能が改善するって本当?

投稿日:2018年10月7日 更新日:

50歳以上でも運動で認知機能が改善する!という研究があったので紹介します。(1)

2016年にキャンベラ大学が行った研究で、約12,800件のデータと39の論文を分析した信頼性の高いデータを集めて分析したものです。

50歳以上を対象として、日々の運動がどれくらい認知機能に好影響を与えるのか?を調査しました。

 

結論としては

・有酸素運動など、ある程度の負荷がある運動は総じて認知機能を改善する
(標準化平均差:0.29)

もともとの認知機能の高い低いに関わらず、運動は認知機能を改善する

・太極拳、筋力トレーニング、有酸素運動などの運動は、単体でも認知機能の改善にポジティブな効果があるが、合わせるともっと効果がある。

少なくとも45分の中程度から激しい運動によって認知機能は改善される

 

つまり、少なくとも45分間有酸素運動などの「息が切れる」以上の負荷を与える運動をすれば、50歳以上でも認知機能が改善する、ということです。

また、もともとの認知機能が高い低いに関係なく、運動によって認知機能が改善するので、認知症の予防や改善に用いることができると考えられます。

 

研究者たちは結論として以下のように述べています。

運動はもともとの認知機能の高低に関係なく、50歳以上の認知機能の向上をもたらす。

このメタ分析は臨床医に、患者に現在の運動療法のガイドラインに沿って、有酸素運動と筋力トレーニングの両方を、できる限り毎日、中程度の息が切れる程度の負荷で行うことを推奨する、十分な科学的な証拠を提供できるだろう。

要するに、認知機能の改善のためには、毎日息が切れる程度の有酸素運動と筋肉トレーニングを、45分以上行えばよいというわけです。

 

また、この息が切れる程度の運動のことをMVPA(中高強度身体運動)と呼ぶのですが、MVPAによって心臓や血管の健康維持ができることが分かっています(2)ので、できる限り毎日MVPAを行うことをオススメします。

 

「MVPAで認知機能は向上する!」

この言葉で今回の記事は締めておきます。

 

参考文献

(1)JM Northey et. al. Exercise interventions for cognitive function in adults older than 50: a systematic review with meta-analysis

(2)心臓や血管の健康を維持するための運動とは?MVPA(中高強度身体運動)がもたらす驚きの健康効果

(3)


最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)

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