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日記・雑記 人間関係のコツ

子供が非行や自殺に走ってしまう理由とは?~なぜ子供は幻想的な世界をみるのだろう?~

投稿日:

子供が非行や自殺に走ってしまう理由を考察する記事です

最近、なぜ子供は幻想的な世界を見るのだろう?と疑問に思っています。

どういうことかと言えば、子供のころは世界が楽しくて、全てが自分の思うようになると思っていたり、苦しんでいる人を助けるためのヒーローに憧れたり、自分を救ってくれるような王子様の登場に憧れたり、と何だか夢みたいな世界を歩んでいるような気がするのです。

周りの大人たちが作り上げた幻想の世界に閉じ込められている、というか、
現実と自分の妄想を区別できていない、というか、
現実という厳しさをまだ知らないための無垢、というか、
そのような子供が抱えている幻想について考えてみたいと思ったので、この記事を書いています。

きっとこの記事で子供の非行や自殺の理由を解き明かすことができると思います。

あくまでもペシミストをこじらせた医学生の憂鬱を書いたような記事なので、見たい人だけ見てください。

私は2つほど、子供が幻想的な世界に生きる理由があると思います。

 

1.周りの大人から保護されている。

子供は「周りの大人から保護されている」が一つ目の理由です。

子供は周りの大人から世の中の厳しい現実や、醜い人という生き物についての知識を、子供に与えようとはしません。

「人間って本当は他人を嫉妬したり、憎んだり蹴落としたりする、自分が一番の醜い生き物で、あなたもその醜い生き物の一人なのよ」

「世の中は不平等であふれていて、きっと大人になれば自分という存在が如何にちっぽけなものであるかを思い知らされることになるでしょうね」

とか言ったりしません。
世の中はしょせん金で、金のためなら他人の命は捨ててもよい、なんて言ったりしません。

 

なぜなら多くの大人が、子供は純粋で無垢な生き物で、穢したくないと思っているから。

だからこそ、人間の醜い本性や、現実世界の不平等や非合理について積極的に語ろうとはしないのです。

 

そして汚い世界から守るために、大人は子供を幻想の世界に引きずり込みます。

例えば「サンタさん」という制度を設けたりして、あるはずのないものに幻想を抱かせ、愛や正義や協力ですべてのことが上手く行くかのように偽造するのです。

心理学をかなり勉強した今だからこそ言うことができますが、人間関係なんて簡単に壊すことができます。信頼を裏切れば人間関係は簡単に壊れますし、逆に作ることも簡単です。愛も壊すことは簡単ですし、作ることも簡単です。

もちろん愛や正義や協力は豊かな人生を歩むために必要ですし、一人では何もできないのですけれど、それらが全てであるかのように偽造するのです。

 

そして大人に保護されていた子供は、だんだんと現実世界に直面することになります。

幼稚園、小学校、中学・高校、大学、と次第に醜い現実世界と、その現実を形成している、人間という素晴らしくも儚い生き物について知ることになります。

「自分はどうして他人と違うのだろう?」

「どうしてこんなこともできないのだろう?」

「どうしてこんな不平等な世界なんだろう?」

「なぜ自分は何もできないのだろう?」

「世の中なんて嘘ばかりじゃないか」

「こんなつらい世の中で生きていかなければならないのか…」

 

大人が抱え込んでいた幻想という世界から、醜い非情な世界へと歩むことになるのです。

結果として醜い現実の重みに耐えることができなくなって、私のように自殺を試みたり、
社会への反発として「努力しても意味が無い」とグレテしまったりするのです。

 

子供の自殺や非行の一因として「大人への反発」というものがあります。

その大人への反発は醜い現実世界への反発であり、いままで自分をだましてきた周囲への大人たちへの反発なのです。

「今まで大人たちが教えてきたことはウソじゃないか!」

「今まで自分が見てきたものは何だったんだ?」

「よくも騙したな!」

という、周囲への大人たちへの反発が存在するのです。

 

そして、子供たちは周囲の大人たちや大人が作り上げている世界に反発をしますが、「大人は自分を守ってくれていた」ということを理解しているため、その反発は行き所のないものになります。

大人に当たることももちろんありますが、ほとんどの場合行き所のない反発として自分を痛めつけるようになるのです。

自殺はもちろん、未成年の飲酒や喫煙だってそれは自分を痛めつけている行為です。
「努力なんて意味が無い」と思うのも、自分を痛めつけている行為です。
大人に暴力や暴言を振るうことはあっても、その暴力や暴言で一番傷ついているのはきっと子供自身なのです。

 

子供の反発は、大人からすれば「飼い犬に手をかまれた」ことです。そして子供からすれば「飼い主に裏切られた」という信頼の破壊です。

もちろん、子供はいつか成長して、親が形成している巣から飛び立つことをしなければなりません。

しかしその過程で「自分をだましてきた親への反発」として巣の中に閉じこもったり、巣からわが身を振り返らずに飛び降りたりするのです。

醜い現実世界を見なければならないことは分かっているけれども、「その醜い世界で生きていく自信がない」「醜い世界に直面せずに、ずっと幻想の中で生きていきたい」という願いが、子供の非行や引きこもり、自殺へとつながっているのではないでしょうか?

 

なら大人である私たちにできることは「子供に幻想を見せないこと」ではないでしょうか?

「現実世界はこんなにも醜いけれど、私はこの醜い世界を今まで生きてきたのよ」

など、どうすればこの醜い世界を生きていくことができるるのかを身をもって示してあげることが、親の役目ではないのでしょうか?

 

親が「勉強しなさい」「他人には正直でいなさい」と言葉だけで伝えたとしても、子供にはその理由は分かりません。なぜなら親自身が非情な現実世界から子供を隠しているからです。

親にできることは「世界はこんなにも醜い」ということを身をもって示してあげること、そして「どうすれば醜い世界を生きていくことができるのか」を身をもって示してあげることなのです。

 

子供を現実から隠すことなく、現実世界の厳しさを教えてあげる。
そして、子供が挫折しそうになった時は、親が一番に子供を助けてあげる。

これが本当の家庭教育なのではないでしょうか?

困難から立ち直るすべを教える

困難を気にしないユーモアを身につけさせる

どんな状況にあっても正しい努力をする方法を教えてあげる

醜い人を正しく愛する力を教えるために、自分自身がまず子供を愛してあげる

 

子供を保護したい気持ちは分かりますが、「可愛い子には旅をさせよ」という言葉の通りに、人生という旅の中で生き残るすべを子供に教えてあげるべきなのです。

 

ここまで少し長くなってしまいましたが、子供は成長の過程で結局は現実世界に直面することになります。結局現実世界の厳しさを知ることになるのですから、幼いうちから現実世界の厳しさを教えてあげても良いのではないでしょうか。

 

ただし私は、暴力などの大人のエゴに基づいた行為は断じて許しません。

暴力をふるうのならば肉体的な痛みを伴うべき科学的根拠に基づいた理由が、暴言を言うのであれば精神的な痛みを伴うべき科学的根拠に基づいた明確な理由が必要なのではないでしょうか。

 

まあ、いずれにしても寛容さや親切心を忘れずに、子供には現実世界を見せてあげましょう。

 

2.子供は見たいものしか見ない

子供はそもそも現実世界を正確に把握することができません。

知識が足りないとか、背が小さくて視野が狭い、とかいろいろな理由があるのですが、子供は基本的に自分の感情に素直です。

「嫌だ」と思うことは認識しようとはしませんし、「好き」だと思うことは積極的に覚えるものです。

そして「嫌だ嫌だ」と思って幻想の世界に閉じこもっているうちに、いつの間にか世の中から置き去りにされていたりするのです。

 

ならば私たち大人は、子供の「嫌だ」をどうやって「好き」に変えていくか、という問題に対処すべきなのです。

明確な回答は用意できませんが、基本的には「フロー体験」を積ませてあげると良いと思います。

フロー体験については別記事(1)参照で。

 

ここまで読んでいただけた方ならわかると思いますが、私が日々考えていることは、うっとうしいくらい複雑です。以前「○○(私の本名)の人生って難しそう…」と言われたことがあるのですが、その理由が分かっていただけたと思います。

まあ、その難しい人生を生きていくことを工夫することが楽しいのですけれど。

何か質問や感想等あれば、以下からどうぞ。

 

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