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読んだ本紹介 仕事・働き方

起業3年目までには何をすればいい?~「起業3年目までの教科書」の書評・要約・レビューと感想~

投稿日:2018年9月24日 更新日:

この記事を読むべきひと

・既に起業している人や、起業に関心がある人

・キャッシュエンジンについて知りたい人

・起業に失敗したくない人

 

「起業三年目までの教科書 初めてのキャッシュエンジン経営」(1)を読んだので、今回はその本の中から、私が個人的に重要だと思ったことを書いていきます。

「メタ認知読書術」(2)を参考に、「この章を自分なりの言葉でまとめてみると、どうなるだろう?」と各章を自分なりの言葉で要約したものです。

あくまでも私が重要だと思ったことをまとめているので、参考になるかは分かりませんが、読んでみると何か気づきがあるかもしれません。

まず本全体の要約、そして各章の要約を書いていきます。


起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営

 

本全体の要約

キャッシュエンジンを持たなければ、どんな事業でも失敗する。ハイリスク・ハイリターンの一発屋になってはならない。

キャッシュエンジンとは、世の中の流行に左右されずに常に利益を生み出し続けることができる事業のことである。

常にキャッシュエンジンを探す気概を持つこと。そしてキャッシュエンジンを見つけたときは、「それが本当にキャッシュエンジンとなり得るのか?」を検証するための、テストマーケティングを行うこと。

キャッシュエンジンには以下の5つの要素がある

1.キャッシュエンジン型事業力
2.ビジョン力
3.採用力
4.組織力(マネジメント)
5.人との信頼関係を築く

マネジメントの本質は、リーダーがビジョンを示し、そのビジョンに共感するような部下と共に自由に信頼を構築しながら成長することである。

人に何かを買ってもらうためには、それ以前にその人からの信頼を勝ち取っておく必要がある。そして組織をマネジメントするためにも、部下からの信頼関係を築く必要がある。

起業の正否は、結局はその人がいかにしてリスク管理をしつつ、努力するしかない状況を作ることができるかどうかで決まってくる。

 

各章の要旨

Part1

キャッシュエンジンをもたなければ失敗する。

キャッシュを代理業務(労働収益型で、製品のでき不出来に影響を受けない)で稼ぎ、資金を貯める(売上の10%の利益が目標)。そしてその元手を利用してスケール型に手を出す。

スケール型に一点集中するときはするが、必ずキャッシュエンジンは継続運営する。(ポートフォリオ型経営)

スケール型は当たれば利益が大きすぎるが、プロダクトライフサイクルの影響&そもそも当たらない

キャッシュエンジンはネットだけではない

キャッシュエンジンの5つの柱は以下の通り↓

1 キャッシュエンジン型事業力
2ビジョン力
3採用力
4組織力(マネジメント)
5人との信頼関係を築く

Part2

マネジメントの要旨は、経営者がビジョンを示し、そのビジョンに共感する仲間と伴に成長し、成果を最大化すること。

ビジョンは徐々に洗練されるもの。ビジョン=文化であり、文化を生み出すのは人

採用がすべて。採用はぽい、活躍してくれそうな、一緒に働きたいと思える人を採用する。

 

Part3

人や社会の問題や不足を解決するビジョンは、人を満足させる。

ビジョンとは、採用、経営における基準になり、社員の帰属意識やモチベーションを高めるもの

 

Part4

社会が求めるニーズへの気づきから、ビジョンを制定する

社員に自分たちで決めて、自分たちで行動させたほうが、ビジョンは浸透する。ただし、正確で素早い意思決定はトップが行う

人事評価基準にビジョンに沿っているか?を入れる

 

Part5

中途採用→新規採用

 

Part6

現場で成果を上げている人の意見を積極的に取り入れる

面接する際の具体的な方法

面接で見るべきは、質問されるのは、志望動機、自己PR、やりたい仕事、以外にも、履歴書や職務経歴書やエントリーシートのなかで、その人にとって何らかの転機になったような部分について聞くこと。

面接対策に使える

素直て、自ら意思表示できる、闊達な人を採用する

グリップ型採用は人と心をつかむ

 

Part7

部下のことを信用する。そのために以下を徹底する。

1.質問ベースで会話をする。いちいち指示することなく、部下に考えさせる。つまずいたら意見を提案するだけ

2.仕事、目標の期限や達成目標は部下自身に宣言させる

3.会社、上司の大切な仕事の一つは、各社員の弱みや強み、性格を把握して部下が活躍できる場を確保すること。弱みは無視して、一点突破できる強みを見つける。

4.部下には適度な(心身の健康を保つことができるような)負荷や課題を出し続けて、成功体験を積ませ続ける。

5.実際に成果を出すことをやって見せて、部下にも後から同じようにやってもらう。その後に部下に出した成果の評価、方法の評価を自分自身でしてもらう。

6.部下の頑張りはきちんと褒める。男性と女性で褒め方を変える

7.失敗しても絶対に起こらずに、改善策を考えさせる。

8.仕事をセクションごとに分けて、1セクションを部下が自発的にできるようになれば、次のセクションの教育に進む。

 

Part8

起業して、会社を設立する以前から数件の仕事を確保しておく?←リスク管理

人を雇っていいのは、自分の仕事の半分、事業を回していけるだけの金銭的・時間的余裕を確保してから。

片手間で人を雇って、使って、教育ができるだろう。なんて絶対に思わない。

 

Part9

進捗報告は完成までに2回行う。
一回目は半分の期間が過ぎたとき、二回目は8割の時間が過ぎたときに。

進捗報告は4人程度のグループで、朝の時間、朝会などで10分程度を義務ずける。
その際の偽論点は以下の4つで、3段階評価をする「順調」「要注意」「危険」
1.スケジュールの進捗
2.クライアントや外部協力企業との関係性
3.収益性
4.メンバーとの関係性
「要注意」と「危険」の場合は、グループのリーダーに何が起こっているか?を全員の前で発表してもらい、その解決策を提示する。

バッファをもうけておく。

いいものとは何か?を部下に考えさせる。そして、部下が考えたことを、上司が理由を踏まえて修正する。

では、いいものとは何か??
いいもの=マーケティング思考+売れるもの(ユーザーに喜んでもらえるもの)

ユーザに喜んでもらうためには、既存製品の改善点などを、使う人の立場になって考える。部下と上司がともに考える。

 

Part10

成果を達成するための会議や全体集会の使い方

 

Part11

人を一人前に育成するのには3年かかる

江戸時代の商人が新しく米屋を出すときは、3年間米を送りつづけた

初め3年間は損をする覚悟で取り組む

3年間辛抱すれば、多くの成果を出してくれるような人材、会社になる

独りの上司が見ることのできる部下の数は、20~30人が限界(30~40人)

 

Part12

(まず子会社を顧客に強い信頼を得て、その後に大企業での仕事を引き受ける)

人に何かを買ってもらうためには、それ以前にその人からの信頼を勝ち取っておく必要がある。

人との付き合いは、いつどのような形で役に立つか分からないので、長期を見据えて、3年後くらいに役立てばいいな、くらいの感覚で取り組む。

商談は前半5割を雑談、後半5割を商談にする

まず相手の話に興味を持って、きちんと聞く。そして相手に「自分はどのような人となりを持っているのか?」を知ってもらう

P280,281は面白い
「他人に必要とされる人間であるほど、生存しやすく、そうでない人間は生存できなかった」
「他人の不正に府寛容な理由は、仲間内でズルをする人間が嫌いだから」
「自分が特別な存在である、必要とされていると感じると人は安心して生活できるようになる」

だからこそ、他人から話を聞いてもらうと安心する。認められていると感じる。

共通点をまず見つける

人間関係は急速な接近によって発展する→仲良くしたいと思った人とは、すぐに次に会う約束をつける

相手のニーズを雑談によって把握することができる→共通の話題で、次に会う約束をつけやすくなる
「会う目的」を明確にする

「人を紹介する」目的であうことも考慮する

交渉するときは、気まずい沈黙を破らない。自身がないように見えるので、こちらはずっしりと構えておく。

 

Part13

ユニクロは2つのキャッシュエンジンを持っていた。
キャッシュエンジンを圧倒的なマネジメント力を持って、拡大させた結果がユニクロ

一風堂のキャッシュエンジンは小さなバーだった。

P331 キャッシュエンジンの発想のまとめ

スモールスケールでのテスト。それがキャッシュエンジンであると証明するための仮説検証をしてから事業拡大を行う。

キャッシュエンジン事業とは、はやりすたりに左右されず、常に恒常的に利益をあげることができるようなもの。どこに転がっているか分からないので、探し続けること。

 

Part14

起業を考えている人は、まず信頼関係の構築を考える。

そして、会社に所属している人は、会社の採用活動に積極的に名乗りを上げること
↑採用の目を養うため

初期メンバーは既知の知り合いを利用する

初期メンバー、中核メンバーは、自分の仕事に真摯に向き合ってくれて、本当に好きになってくれるよな、この人と仕事を一緒にしたい!と思えるような人でなければならないが、自分から「一緒にしない?」とは絶対に言わない。向こうから「一緒にしたい!」と言ってもらえるようなレベルまで信頼度を上げておく。

職場は仕事を楽しく周りの人々と行う場であって、学校のように友人となれ合う場ではない。

部下には普段は空気のように接するが、すれ違ったときなどに関心を示すことだけはする。

テストマーケの一環として、起業する前に試しに受注してみる

天は自ら助くものを助ける→PR思考

業界でトップになってから起業するor少なくとも自分の身の回りの人々から信頼される程度になってから起業する

業績の良い人と、悪い人を比較して、両者の違いを把握したうえで、自分の行動を改善していく

 

エピローグ

PDCAではなく、CPDAで回す。天才的なPを行うことができる人にかなうはずがないから。まずは比較と検証。

「やるしかない!」という状況に自分を囲い込む。物理的に、自ら追い込まれた状況をつくる。そうでなければ、人は行動しないから。ただし、キャッシュエンジンのようなリスクマネジメントだけはしっかりする。崖から飛び降りるときに、命綱(キャッシュエンジンなど)を握らないひとはいない。

正しい努力は成果を保証してくれるものではないが、成長だけは保証してくれる

努力は当然のように行う。できないことをやるためには努力するしかないし、努力を続けていればいつの間にかできるようになっている。素晴らしい成果を残す人は、努力を努力だと思っていない。

 

あとがき

他人にどう思われているか、とか昔の自分の失敗とか、そんなのは全く関係ない。
「私にはそんなことできない」とか思っている人は、他人と自分を比較してしまっている。
重要なのはいま、これからの自分がどのような行動をするかだけ。

 

読書前の疑問点への答え

私が読書前に立てた疑問点への答えです。参考にしてください。

メタ認知読書に従った、内容を理解するための質問事項です。

起業を成功させるある方法とは?

キャッシュエンジン型もしくはポートフォリオ型の経営

 

人を動かす力が必要のない理由とは?

人に信頼してもらえる力と、部下を育成する力を身につければ勝手に行動してくれるから。

 

ビジョンという「旗」とは?

ビジョンは社会のニーズに沿ったものであり、改善を繰り返すものである。ビジョンこそが人を導き、会社の明確な行動の基準になる。ビジョンに共感してくれて、一緒に働きたいと思う人と、仕事をするべき。

 

起業したい人は何をすべきなのか?

信頼関係の構築をするべき。信頼関係の構築の一番は「話を聞いてあげること」

 

参考文献

(1)


起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営

(2)理解力を上げて本の内容を忘れないようにする6つのテクニック『メタ認知読書術』とは?

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